2010年のお知らせ

二子芋「北上市二子町」

二子町の第三弾は何と言っても横綱クラスの二子芋です。二子芋の生産者小原紀美也さんがいる二子町の川端に行って来た。
この川端は二子地方でも肥沃な土地として有名、二子芋の栽培は連作障害が起こるため為、毎年稲作と交合にしていると聞いている。
なる程言われて見れば脇に水を入れる給水栓があった。小原さんいわくこれは非常に都合が良いと二子芋は時として水を必要としている作物、特に露明け後に水を欲しがるらしくその時この給水栓を開けるのだそうだ。上手くできている。
今年北上市を上げて地方の特産品として売り出し中の北上コロッケがこの里芋を使っている、ねったりした食感と里芋本来の美味しさが加わり評判がすこぶる良い、我が北上きくすいでもこの北上コロッケを提供していますので是非食べに来て下さい。

牛蒡「北上市二子町」

二子地方の第二弾は牛蒡、生産者は高橋敏彦さんで毎年長芋をお願いしている人です。
長芋畑に行くのかと思いきや今回は牛蒡を是非見せたいとの事、そこで早速高橋さんの牛蒡畑に行って見た。
牛蒡畑に着くとの綺麗な緑色の葉が我々を待っていたかのように揺らいでいる。
あまり葉の大きさと色が素晴らしくこの葉で料理を盛って見たい思いに駆られた。
お話をしたら寒くなるとへたへたしてしまうらしく、11月の北上きくすいのバイキングには寒くなり多分無理かもと言われ残念、高橋さんが長いスコップで牛蒡を掘って行く、結構長いので引き抜きに大変そうだ。牛蒡の品種は柳川と言っていた柳川はキメ細やかで食味が良いとの事、少し頂き我が厨房で早速食べて見た。風味がとても良く、カリカリした食感もさすが二子地方の牛蒡です。

ふたご米「北上市二子町」

北上市二子町は二子芋でも有名な所、二子地方の美味しい食材を求め花巻農業協同組合二子支店長代理、今野清さんにお会いし二子地方の生産者を紹介して頂いた。
そこで(ふたご米)生産組合、組合長、八重樫一男さんにお会いし(ふたご米)のお話を聞いてきた、6年前に27人の人達と生産組合と法人を立ち上げ90ヘクタールの農地で米作りをしている食味を出すため苗の株数を減らし風通しの良い環境と、牛糞と豚糞のたい肥は必須条件、田にケイカルを入れ土壌改良し北上川沿いと言う好条件も重なり美味しい米作りに励んでいた。その米を分けて頂き食べて見たさすが美味しいお米だ。
今年の米は特に高温障害があり全国的に一等米が40%位と聞いているがこの二子地方はあまり温暖化の影響が無かったらしい、最近思う、美味しい米は北に北にそして高い山沿いにと移っている様に感じる。

奥州牛と米粉「プラザイン水沢」

先月、市と振興局から地元の奥州牛と米粉を使用した、地場の特産品を開発したいので力になって頂きませんか、と相談がありプラザイン水沢とホテルニュー江刺の料理勉強会に市の農林課と振興局農政部、JA岩手ふるさと、JA江刺から10人程勉強会に参加して頂き料理の試食をして頂いた。
牛肉と米粉の組み合わせ何処でも作れて何処でも食べられる事の条件は意外と難しく洋食、和食、中国料理の各料理人がそれぞれ思いの料理を説明しながら試食会が始まった。

完熟ピーマン「奥州市胆沢区」

ピーマンの産地で有名な胆沢区そこで真っ赤な完熟ピーマンを栽培している、佐藤康悦さんの畑に行って来た。「こんにちはお久ぶりです」「どうも」畑でピーマンを収穫中の佐藤さんお元気そうで何よりです。佐藤さんはピーマンの栽培は初めてと言っていた今年の6月に定植し出荷は7月の後半から10月まで出荷出来ると言っていた、「初めての挑戦で出来はどうですか」?
「60点位かな」だって、佐藤さんは元ホテルマンで7年前に農業に魅力を感じて転職した変わり者と言ったら可哀そうだが人一倍努力家でまだまだ勉強不足だが農業はやりがいがあると言っていた。手を掛けた分だけ野菜は応えてくれるからだ、
毎日ピーマン畑に来てピーマンに話しかけているとピーマンの気持ちが解るような気がするとも、う~ん奥が深いその完熟ピーマンを畑で食べて見た、甘くてとても美味しい佐藤さんやったね。

のむヨーグルト「JA岩手ふるさと」

今年の5月からJA岩手ふるさとで飲むヨーグルトを販売していると聞きJA岩手ふるさとの流通販売課の菊池義孝課長に連絡しヨーグルト工房を見せて頂く事になった。
岩手ふるさとでは味噌、豆腐、アイスクリーム、ヨーグルトを加工販売していて、農協がここまでしているとは正直思っていなかったのでびっくり、全てを見たかったが、今回はヨーグルトが完成するまでの工程だけを見せて頂いた。
朝農協に来る牛乳は生産者が決まった2軒の農家に限定しているらしく、これが味を決めているとも言っていた。
牛乳の味は牛一頭からそれぞれ皆違う味を持っていてそれが何頭もの牛乳を合わせると皆さん飲んでいる通常の味になるとも言っていた。工房の中は真新しい機械と整理整頓された衛生管理も素晴らしいい施設だ。
殺菌し調合し培養し特殊なミキサーを経て回転している容器にヨーグルトが充填されていく、そのヨーグルトを飲ませて頂いたが味が濃く少し酸味があり癖になる味です。

イタリアントマト「江刺区田原」

江刺でトマトプリンを開発した「農事組合法人」上小田代、新聞でも取り上げられている組合長の伊藤周治さんにお会いし、トマトプリンの開発に至った事とか、これからの農業の事など様々なお話をさせて頂いた。そのトマトプリン食べさせて頂き、是非このトマトを見て見たいとお願いをして江刺の田原に行って来た。伊藤さんの自宅で迎えてくれたのは収穫したばかりの真っ赤なトマト、それもイタリア系のトマトである。ではさっそく恒例のお味見を、お!程よい甘みと酸味それに肉厚、頭の中でどんな料理に仕上げるかなどと考えていると、ハウスに案内してくれた。ハウスで栽培されていたのは路地用トマトで地面に這わせてあって、普通のトマトとはおもむきが違う、ハウスでの栽培は私も初めてで、何か利点はあるなかとお聞きしたところ路地より病気になりにくいとの事で、品種はデルモンテ社のトマトで品種名は無く番号だそうだ、8月~9月末まで収穫出来ると言っていた。そんなトマトを沢山頂いて来た。プラザグループ自慢のトマトレモン煮そしてトマトゼリーを試作したが色と味にはびっくりしました。

ピュアホワイト「江刺区広瀬」

年間通じて色んな野菜を提供してくれている野村博久さんから電話があり昨年お願いされていた白いトウモロコシが出来たとの連絡が入り即、次の日に野村さん宅に行って来た。
早速、トウモロコシ畑に行く、畑の野菜や果実を動物から守るため電線を張りめぐらしていて電線に接触しない様に中に入りその「幻の、白いトウモロコシ」ピュアホワイトを見せて頂いた。生でも食べられると聞き、先ずは一口食べて見た。ウオ~その糖度は果実並みでトウモロコシとは思えない程にフルーティーでびっくり、ヨシ即購入決定

酵素葡萄「青森県北津軽群鶴田町」

西瓜に続き同じステビア農法で栽培している葡萄園にも行って来ました。常に見ている葡萄棚と違い棒仕立と言う栽培方法を初めて見させて頂いた。
葡萄はシチューベンとナイヤガラの二種類の栽培をしていたが特にナイヤガラは香水にしても良いくらい素晴らしい香りと強い甘みが特徴ですと言っていた。
まだ食べる事は出来なかったが、収穫できたら送って頂く事にした。

西瓜「青森県北津軽群鶴田町」

青森にステビア農法で作った素晴らしい食材があると聞き、青森県北津軽群板柳町の「緑の大地」と言う会社に行き社長の松山三治さんにお会いし色んなお話を伺って来た。
甘味料のステビアに活性酵素を加えた肥料をペレットにし土壌に入れることにより土壌が活性化され糖度が上がり日持ちがよくなると言う、そんなステビア農法で作った西瓜を見に鶴田町の千葉浩司さんの畑に行って来た。
畑の中に通常見慣れている西瓜と違い結構長めの西瓜があり、これは何と言う西瓜ですか?デパートとかでは恐竜の卵とも言っているらしい、結構大きい15Kg位までなると言っていた。
千葉さんにその場で食べさせて頂いた。水分が凄く多い西瓜で食べていると口から汁が落ちてきそうだ。このステビア農法で作ってからこの西瓜は数段甘くなったと言っていた。

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