2010年のお知らせ

トマト「江刺区愛宕」

最近トマトの購入価格が上がり品不足になって来た。特にトマト料理はプラザグループでは看板になっていると言ってもいい程、お客様に認知されている料理である。欠品は許されない、困った時は先ず現場に行こうと思い、江刺区愛宕でトマト生産者の菊地信さんに会いに行って来た。今年の出来はどうですか?各地のトマト生産者は春の大事な時、日照不足で今この時期に影響が出てきていると聞くが、ここは大丈夫です。ただこの毎日の猛暑には参った、猛暑続きで完熟トマトでの出荷は無理、完熟まで待っているとトマトが割れるとも言っていた。それにハウスに人間がいないとカラスが来て食い荒らすは爆竹を鳴らすと隣近所から苦情は来るし頭を悩ませていました。帰りに作業場にあるトマト大小関わらず購入。

ミニ胡瓜「奥州市胆沢区」

先日ホテルに美味しいから食べてみてとホテルの厨房に胡瓜の漬物が届き、何と胆沢町の小原麗子さんが持って来たらしい、袋の中にはミニ胡瓜の漬物が入っていて、では早速「頂きます」口に運んでカリカリポリポリ食べてみた。大きさと食感、風味と又味付け素晴らしい、この胡瓜であれば是非我がプラザグループの各レストラン宴会で使用したいと思い小原さんに電話をして久しぶりにハウスを覗かせて頂いた。
午後の4時過ぎに伺ったらハウスの中で作業していた。大原さんはミニ胡瓜の栽培は始めてから納得出来る品種に出会うまで何年か掛かりようやくこのラリーノと言う品種に出会えたと言っていた。そんな胡瓜を先ずは10K程購入して来ました。
この夏の香の物は美味いミニ胡瓜の芥子漬がでます。お楽しみに

麻竹「陸前竹駒」

「きのこSATO」の社長、佐藤博文さんから今北限の麻竹が収穫時期なのだが料理で使い道無いものか?とお話しがあった。佐藤さんにお話しをしてその麻竹を見に陸前竹駒に行って来た。
麻竹あるいは唐竹とも言いラーメンに入れるメンマの原材料、気仙地区の掘り起こし作業の一旦で今実証実験をしているらしい、気仙川の河川敷に麻竹がそのままの状態で、人が竹林に入ることも出来ないような荒れようだ、そこに手をかけ間引きをして竹の子が育ち易い環境を作っていた。今年が上手く行ったら来年はもう少し広げたいとも、麻竹は6月の後半から7月の中旬までが収穫時期、麻竹は細長く特に先の方が美味しいらしいそこでお願いをして何本か頂いて来た。
厨房で油揚げと鶏肉を入れ炒めたがこれはいける、来年のこの時期は麻竹をバリバリ使います。

ブルーベリー「江刺・原体ファーム」

先日原体ファームの菊地さんからそろそろブルーベリーどうですか?と連絡が入り今年のブルーベリーは順調に育ち味も良いらしいので、それではと思い、久しぶりにブルーベリーの圃場を除いて見ようと思い行って来た。
ここは平成13年に53アールの畑に5種類のブルーベリーを栽培、初年度はピートモスと鹿沼土を入れ土壌改良、この時期は次から次へと収穫しないと大変らしい作業が追いついていかないとも言っていた、今日も5~6人の人達が汗をかきながら作業に追われていました。木々に熟したブルーベリー「いただきます」とつい手が出てしまうな、その独特の旨みは、さすが原体ファームブルーベリーです。

食の匠と伝統食リーダー「プラザイン水沢」

6月29日プラザイン水沢にて第2回の食の匠(ふるさとの味を楽しむ会)を開催しました。
夕方7時オープンと同時に我々と一緒にお客様のお迎えから始まります。100人のお客様が次々に入り会場も賑やかになって来ました。知り合いの方から友人達に笑顔でご挨拶、今回は食の匠の千田トシさんと伝統食リーダーの方々3人佐藤安正さん佐藤愛子さん鈴木明美さんがそれぞれ自分の得意な料理を召し上がって頂くのですから緊張していると思います。
当日はそれこそ皆さん9時頃から厨房に入り仕込み真剣な表情で料理を作っていました。今日を迎えるに当たって何度か会合を重ねそして試食会をして今日が本番ですから気合が入るはずです。
献立は「ごぼっ葉餅・じゃが餅・ササニシキと前沢牛の牛タンポ・玉葱と完熟トマトのサラダ」等11品を楽しんで頂いた。お帰り際には皆さんとても美味しかったとお褒めのお言葉を頂いた。大成功です

三協蒟蒻店「大東町摺沢」

今日は一関市大東町摺沢で蒟蒻を製造販売している三協蒟蒻店さん行って来た。江刺から車で40分もあれば余裕で着くだろうと思っていたが意外に時間がかかり待ち合わせ時間より少々遅れてしまった。前に蒟蒻作りを広瀬の野村さんに教えて頂いた事があるので今日はとても興味があります。
三協蒟蒻店に着くなり即、社長の清水光明さんに色々お話を伺って来た。
この辺りは昔から蒟蒻芋の栽培が行われていて三協さんが蒟蒻店を始めたのは先代から合わせて50年近くになるそうですが、蒟蒻芋は収穫するまで3~5年位かかり、地物で取れる量も限られ、あまり沢山は作れないが。美味しいとの評判で多方面でファンが多いとも言っていた。長年生蒟蒻を使って製造してきた清水さんでも、大きさの違いやそれぞれの粘りぐあいいの違いで毎回均一な商品は出来ないと言うことでした。
帰りに「刺身こんにゃく、桑の葉入りこんにゃく、」等数種類を試食用として頂いて来た、全て美味しいが特に「桑の葉入りこんにゃく」に私は惚れ込んだ。

臨時食堂「ホテルニュー江刺」

6月18日~19日にかけてJA江刺本所前特設会場にてオールいわて農業機械フェアーが開催された。二日間で2千人以上お客様が集まる大イベントである。
会場には農機具の展示は勿論、歌謡ショー、食堂、産地直売、軽トラックの屋台から盛り沢山である。
ニュー江刺では大きなテントを張り100近くの席を作り生ビールから「日本蕎麦・ラーメン・豚丼・カレーライス」を販売、その中で豚丼とラーメンが事の他売れていました。
ホテルスタッフは全員笑顔で大きな声を出し売り込んでいる「いらっしゃいませ」ハイ「ラーメン一丁」お待たせいたしました。元気があっていいね~

カウベル「金ヶ崎町西根」

金ヶ崎町の農林課の方から紹介され、金ヶ崎でチーズを作っている人がいると聞き金ヶ崎西根に昨年春からオープンしたカウベルさんにおじゃましてきた。
 広大な牧草地帯そこに北欧のおもむきのある建物、玄関先には店の名前にもなっている大きなカウベルが、中に入ると店主の渡辺さんが私達を出迎えてくれた。さっそくお話を聞く事に、チーズのノウハウは本場オランダに単身渡米し勉強して来たそうです。種類はゴーダチーズ、モッツラレラ、それからストリングチーズなどでもちろん自家製で無添加それを一人で作っているそうです。スゴイの一言!!渡辺さんが試食のチーズを持ってきてくれた。
まずはモッツラレラを一口、見た目はいつも食べている物と変わらないが、食べてビックリ食感と旨味が違う、聞くところによると開店と同時に売れ切れてしまうとか、納得の味!!次にゴーダチーズ、食べると口一杯に広がるコクと風味で、熟成は3~4ヶ月なるほど手間を惜しまず仕込んだ結果、味は正直ですね。
更に自家製ジェラートまで、これは素晴らしいプラザで使いたい一品に追加

濁酒・ほたるの宿「奥州市胆沢区」

ホテルに昔懐かしい濁酒が持ち込まれた。上野料理長がその濁酒で作ったアイスクリームと濁酒を持って来た「どぶろく」か、懐かしい~そこで胆沢を通る農免道路近くに平成17年に田畑のど真ん中に農家レストラン「ほたるの宿」開業した、ほたるの宿の店主である佐藤カヨ子さんに会いに行って来た。
濁酒は三年前から作り出し甘口と辛口の二種類、甘口は12度、辛口は15~6度あると言っていた米は胆沢町の「ひとめぼれ」を使用お客様の評判も様々ですが濃厚な味で美味いと評判である、店は100人程席数がありとてもゆったり空間のあるレストランである。
食事をしながら景色を眺め美味しい食事とこの濁り酒を飲んだら疲れも取れそうです。
俺もいつかこんな店を持ちたいな~

オオナルコユリ・黒蕨「西和賀」

先日待ちに待った西和賀産の幻のオオナルコユリ「山アスパラ」と黒蕨がキッチンセンターに届いた。オオナルコユリは7~10日間しか食べる事が出来ない幻の山アスパラで初めて食べた時の印象はこれまで食べて事の無い味にビックリした。本当に驚きの味です。
そして黒蕨は太くトロミと味が濃くこれも今まで食べた蕨で最高の味です。見てこの太さ、これからプラザグループの各レストラン宴会にて出て来ると思いますのでお楽しみ下さい。

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