2015年のお知らせ

くずまき高原牧場

今回は、5月のゴールデンウィーク期間中(5月1日~6日)にカトルセゾンで「スペシャルランチ」と銘打って、岩手の美味しい物を食べて頂こうと、プラザ総料理長とカトル料理長が食材を求め「くずまき高原牧場」に行って来た。くずまきの営業部長前原さんに色々と牧場の食材を伺いながら、どのようなランチにするかを考え組立てていた。今回、牛肉や乳製品から椎茸・ワインと幅広くメニューに取り入れる事にして、前原さんにお願いして来た。その他にも地元食材も加わり、カトル料理長が厳選した「スペシャルランチ」になるはずだ。皆さん、こうご期待!!

あわび茸

洋野町で、きのこなどを加工販売している「長根商店」さんに行って来た。本日の御目当ては「あわび茸」。 試行錯誤を繰り返し、なんと10年もの月日をかさねやっとここまでこぎつけたと言う。そのあわび茸を長根繁男社長が持って来てくれたのだが、それを見てビックリ「デカイ」更に持ってみると、ズッシリと重い、こんなキノコは初めてである。さっそく燻製にしたのをいただき試食したが、味も良く食感もその名のとおりで、だてではなかった。何時間も掛けて遥々来た甲斐があったと言うものだ。この出会いに感謝.。

室根町の矢越かぶ

先日プラザの上野総料理長と、一関室根町に「矢越カブ」の取材に行って来た。今回おじゃましたのは、小野寺寛さん宅で、小野寺さんを含め3人の方が、この矢越カブを栽培していているそうです。食物繊維質が豊富でビタミンCも多く含まれているが、生食はあまり適しておらず火を通した方がより一層旨味を引き出すという。昔は「カブぶかし」にして食べられていたそうですが、このカブの良さを知った料理人達がいろんな料理にしているそうです。しかし昭和30年頃栽培する人がいなくなり絶えてしまい、偶然にも気仙沼市大島の奥さんの実家で栽培していて種を分けてもらい現在に至るとか、しかし偶然とは思えない感じがする、なぜなら二人が出会わなければ「矢越カブ」は永遠にこの地域には戻る事はなかったと思うのである。まさに「奇跡のカブ」。実は、センターに持ち帰り、スタッフとこのカブを試食したら、矢越に親戚がいて、カブぶかしを食べたのを思い出したと言う。何を隠そう私も室根出身なのだ、人との繋がりは不思議なものだと改めて感じた一日だった。

おやつフェスティバル

先月2月28日に「奥州 食の黄金文化祭2015」と題された「おやつフェスティバル」が開催された。そこで私がいるキッチンセンターも出店する事になり、「江刺りんごタルトとブルーベリータルト」を用意した。当日31の出店事業所が集まり、私も数時間前から準備をしていたのだが、お客様が来てくださるかといささか心配していた、しかしいざ始まるとテレビの生中継もあり、大勢のお客様で大盛況、二種類のタルトも評判がよく、センターに追加を頼んだくらいでした。お客様に「美味しい」との声もかけていただき、嬉しい一日にでした。本当に有難う御座いました。(写真は、当日手伝ってくれたスタッフです。)

気仙沼のふかひれ

今年一回目の取材は、気仙沼でフカヒレを加工している「福寿水産」さんだ。気仙沼のフカヒレを是非使ってみたいと思っていて、今回マルマタの小野寺文昭さんに紹介してもらい行って来た。建物は震災後に建て替えたそうで場所は同じだと言うが、まだ周りには建物は少ない。中に入ると社長の臼井弘さんと専務の祐介さん達が迎えてくれ、優しさがにじみ出てきそうなそんな祐介さんから話を伺った。主な原料の鮫はヨシキリザメでフカヒレはもちろんの事、軟骨(コンドロイチン硫酸等)などの加工も手掛けていると言う。今回作業を見る事が出来なかったが、機械での作業は出来ないため、ひとつひとつ手作業だと言う。その手間を惜しまないことが良い商品に繋がってくると言う事を、改めて感じさせられた。他の商品には、各種部位や寿司ネタ用それからレトルトなど種類が豊富である。世界に誇れるこの食材で皆さんに喜んでもらえる料理を考えながら帰路へ。(写真は、向かって左からマルマタの小野寺さん、臼井さん、上野総料理長)でした。

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