地産地消

気仙沼のふかひれ

今年一回目の取材は、気仙沼でフカヒレを加工している「福寿水産」さんだ。気仙沼のフカヒレを是非使ってみたいと思っていて、今回マルマタの小野寺文昭さんに紹介してもらい行って来た。建物は震災後に建て替えたそうで場所は同じだと言うが、まだ周りには建物は少ない。中に入ると社長の臼井弘さんと専務の祐介さん達が迎えてくれ、優しさがにじみ出てきそうなそんな祐介さんから話を伺った。主な原料の鮫はヨシキリザメでフカヒレはもちろんの事、軟骨(コンドロイチン硫酸等)などの加工も手掛けていると言う。今回作業を見る事が出来なかったが、機械での作業は出来ないため、ひとつひとつ手作業だと言う。その手間を惜しまないことが良い商品に繋がってくると言う事を、改めて感じさせられた。他の商品には、各種部位や寿司ネタ用それからレトルトなど種類が豊富である。世界に誇れるこの食材で皆さんに喜んでもらえる料理を考えながら帰路へ。(写真は、向かって左からマルマタの小野寺さん、臼井さん、上野総料理長)でした。