地産地消

西和賀の山菜

この時期になると、山菜を届けてくれる西和賀産業公社と一緒に小田島薫さんの山菜の圃場視察に行って来た。小田島さんの所からは、いつも沢山の黒蕨を仕入れているが、ここの蕨は、粘り、太さ、そしてアクが少なく採りたては生でも美味しい。さっそく頂いたが清々しい風味とねばりは「素晴らしい」の一言である。他にも、しどけやこしあぶら、葉わさび、ウルイ、ゼンマイ、そしてクレソンを栽培しているのだが、広大な場所にあたかも自然に自生しているかのようである。西和賀の冬は雪が2~3メートル降り積ると言うがその厳しさと、小田島さんの山菜に掛ける絶え間ない努力と情熱そして、御年82歳になられたそうですが、私より若さを感じられる程で、本当に頭が下がる思いです。これからもたくさんの方々に、この山菜を食べてもらいたいです。                                            相沢和広