地産地消

水茄子(岩手県金ヶ崎町)

6月9日、金ヶ崎町の上平沢で珍しい水茄子を栽培している人がいると聞き、早速金ヶ崎の千葉知彰さんに会いに行って来た。金ヶ崎は露地物胡瓜の結構有名な産地でもある。現地には三人が待っていてくれた。こんにちはと挨拶して、よろしくお願いしますと言ったが、はてどの人が千葉さんかな?何と若いバリバリ好青年じゃないか、「何歳ですか?」と尋ねると、28歳だって!岩手の農業もこんな素晴らしい青年が、後継者として働いている姿を見ると本当に嬉しくなって来た。早速ハウスに入って見た、葉が生き生きしているね。千葉さんの愛情が見えるようだ。元々この土地は前まで稲作として使用、粘土質で畑としては決して、恵まれた条件ではないが、時間をかけ土壌改善をしている段階と言う。そこで何とか良い生育を維持出来るように栽培管理には注意を払っていますとも言っていた。どんな肥料を使用しているのかと聞いたら、ノルウェー産の海藻有機肥料アルギットと答えてくれた、アルギットはミネラルをたっぷり含んだ海藻で、それを原料に加工された種々の肥料を土壌に散布していると言う。土壌の中の善玉微生物を殖やし、土壌の物理性も改善されるとの事だが、農業って難しい、俺の頭では少し難しくなって来たぞ~。頭がトンチンカンになりそうなので俺の得意技、舌で勝負だ、先ず水茄子を早速ハウスで丸ごと食べてみた、オット、これは何だ、皮が柔らかくジューシーでフルーツ感覚ですね。美味い。これ茄子?って言う感じ、俺の舌が喜んでいる。ホホホホホ、早速ホテルに帰ってから厨房に行き和食、洋食、中華職人にそれぞれ水茄子に合った料理方法を、至急考えるようにと言った。来週からはプラザイン水沢に水茄子の料理が出ます,ご期待下さい。