地産地消

「まるごと前沢を食べよう」パート4

「ま・る・ご・と前沢を食べよう」第四弾は、「宴を彩る花」。その花を栽培している鈴木恵美子さんの所に行って来た。花の栽培を初めてから32年、リンドウなど色々と作ってきたが、お盆用に小菊なども栽培していると言う。今はアルストロメリアで一年中栽培可能だと言う。しかし猛暑さや寒さに弱く出荷を休む時もあるが、虫がつかず薬を使わないと言った綺麗でたくましい花なのだ。今回料理に文字どおり花を添えるのはこの花で決まりである。今回の取材はこの方々ですが、この他にも前沢の食材をふんだんに使用しているので是非ご堪能ください。

「まるごと前沢を食べよう」パート3

「ま・る・ご・と前沢を食べよう」第三弾ですが、今回は「ほうれん草」です。実は前沢牛で取材した小野寺多恵子さんが、ご近所の仲良し3人組で作っている「ほうれん草」だと言う。今は「バルチック7」と言う品種で、9月中旬から収穫していて、無農薬にこだわり、堆肥は言わずと知れた、安心安全な前沢牛の堆肥で、近隣の方々はほぼ小野寺さん宅の堆肥を使っているそうだ。小野寺さんが農薬を使わないのも、やっぱり前沢牛同様に安心して食べて貰いたいがため、薬を使わないことで虫などつかないよう日々奮闘しているに違いない。ほうれん草と言えば、お正月頃に向けて作るのが「寒ジメほうれん草」。厳しい寒さの中で甘味をます。それも是非食してみたいものだ。「おっと」その前に、11月5日をお楽しみに。

「まるごと前沢を食べよう」パート2

「ま・る・ご・と前沢を食べよう」取材第二弾として前沢の目呂木でリンゴ栽培している石田安志さんの圃場に行って来た。午前中寒が厳しく肌寒い、そんな中我々を待っていてくれたのが奥さんのみえ子さんで、安志さんが作業中手を休めきてくれた。今の食べごろのリンゴはと聞くと「陽光」と言う品種だと言うので、その場所に案内してもらった。それ程大きくない木にそしてか細い枝に沢山の大粒の実をつけ今にも落ちそうであった。特徴は何かと尋ねると、「酸味と甘み、そして食感」だと言う。その他にも甘味の強い紅岩手やツガル、さんさ、藤など十数種類作っていると言うが、今回はこの陽光で美味しいデザートが出来そうだ。それから安志さんが「こんな短い時間じゃ話しきれないな!!」と言うので当日いっぱい話してもらう事に・・・。

「まるごと前沢を食べよう」パート1

11月5日に開催される「ま・る・ご・と前沢を食べよう」の取材で前沢牛を肥育している生母の小野寺多恵子さんの所に御じゃまして来た。牛舎に行くと、大・小合せて30頭いると言う。「え、大・小!?」話を聞くと、繁殖させ仔牛から成牛までの一貫経営だと言う。その分手間はかかるが収益が出ると言う。多恵子さんが嫁いでから、お姑さんに教わりながら一緒にやってきてそして引継ぎ、今は会社員の息子さんとお嫁さんが手伝ってくれると嬉しそうに話していた。震災後は大変な事が続いたが、今強く思う事は皆さんに「安心して食べてもらえる牛を育てる事」と、それが生きがいのように笑顔で話していたのがとても印象的だった。(一緒に写っているのは、上野総料理長と農業振興課の佐藤美佳子さんです)。

「まるごと水沢を食べよう」パート3

「まるごと水沢を食べよう」取材第3弾として訪れたのは、枝豆生産者の高橋永治さんの圃場です。品種はと聞くと「酒の友」。「え!?」思わず何度か聞き返してしまった。驚く事に次なる収穫品種は「湯上り娘」で、一風変わったネーミングが今の品種名なのだとか。枝豆を作り初めて7年目、良い枝豆が取れるようにと試行錯誤しているのだが、今は肥料を少なく「たけ」を調整し「実」に栄養が行くようにする事と、根を畑に残し根粒菌を残すようにしている等、さまざまな事にチャレンジしているようだ。場所は胆沢川と北上川の合流地点にある圃場で、かなり広いが一本一本手刈りしていると言う。愛情を注いだ枝豆、きっと酒も進むであろう!! 相沢和広

「まるごと水沢を食べよう」パート2

「まるごろ水沢を食べよう」の取材第2弾は、羽田地区の千葉敬一さんとミチ子さん夫妻の圃場におじゃまして来た。場所は競馬場のすぐそばで、花火大会などは真下から見上げる程だとか。作っている物は、瓜やトマトのアイコ、スイカのサマーオレンジなどで、今回のお目当ては、今年から作り始めた、長茄子系のその名も「マー坊茄子」。長さと親指ぐらいの太さが特徴で、揚げ物や煮物に適していて、とろける柔らかさの食感が持ち味。見た目もなかなか面白そうな食材だが、ここは北上川沿いできっと肥沃な大地に違いない思う、そしてその場所で育った野菜だけに魅力を感じる。皆さん是非お楽しみに!!

「まるごと水沢を食べよう」パート1

プラザイン水沢で、8月7日に「まるごと水沢を食べよう」が開催されることになり、産直来夢くんと水沢産直の組合員方々にお話を聞きに行って来た。まず初めに御邪魔したのは、カボチャを生産している来夢くん組合員の高橋功さんです。品種は、みやこ南瓜で旨味がありホクホクした食感が特徴。こだわりは何かと聞くと、「当り前のことだがお客様に届いたときに一番美味しい状態」になるように熟成させてから出荷するように常に心がけているそうです。ちなみに美味しさの目安は、軸がミズミズしさを無くしコルク状態なったものが食べごろだとか。お邪魔した時にカボチャを布巾で一つ一つ磨いていて「野菜作りに愛情」が満ち溢れていた。皆さんどうぞ愛情たっぷりの料理を是非ご賞味あれ。

「食の匠ふるさとの味を楽しむ会」

プラザインで7月16日に「食の匠ふるさとの味を楽しむ会」が開催された。グループ全体で15回目でもある今回の「食の匠」の方々は、渡辺貞子さん、千田トシさん、それから25年11月に、新しく食の匠に認定された佐々木祐子さんの3人だ。料理は12種類の盛込み料理で、昔ながらの料理や、今風にアレンジした料理とバリエーション豊であった。そして今回初めての試みとし、匠によるLIVEでの調理実演、146名の御客様の前で披露したのは佐々木さんで、その姿は堂々たるものだった。テーブルに運ばれた料理もアッと言う間に無くなる程で、お客様がお帰りの時に、「お腹がいっぱい」との声もあった。皆さん満足して頂いたのではないでしょうか。匠の皆さん御疲れ様でした。

北上「地産地消バイキング」パート4

北上きくすいバイキング」、最後に紹介するのは高橋賢さんだ。高橋さんは産直「直来楽」の事務局もしていて今回色々案内してもらった。高橋さんは、色々な野菜作りにチャレンジしていて、今回ソラマメや完熟プチプヨ(ミニトマト)を皆さんに食べて貰いたいと話す。その他にミニ人参やスイスチャード、ビーツなどで、今回のバイキングに間に合うか微妙だがブルートマトなども作っているそうです。特にトマトハウスは、糖分を高める為に、他から水が入り込まないようにし、マルチビニールを使わずに醗酵させたモミガラなど使い様々な試みもしている。昨年トマトの収穫が終わった畑を掘り起したら、驚く事に1メートル下まで根が伸びていたと言う。 凄まじい生命力を感じた。トマト恐るべし!!

北上「地産地消バイキング」パート3

「北上バイキング」次なる生産者は、北上稲瀬の高橋精研さんです。バイキングで使用する食材はヤングコーンとズッキーニですが、トウモロコシ畑は北上川沿いにあるので、肥沃な土ではないかと思う。品種はサニーショコラ、3ヶ所の畑で7反栽培していると言う。最盛期には、「朝採り」で早朝2時から4時までに約300~400本収穫し市場に出荷しているそうです。それから収穫時期は終わったが、無農薬の紫アスパラも手掛けている。無理を言って1本取立てを生で頂いた。みずみずしくて甘~い!!御馳走様です。今回は皆さんにお出しする事は出来ないが、機会があれば是非食して頂きたい一品です。

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