地産地消

活蛸「大船渡綾里」

12月に入り「蛸が上がったから持って行く」と大船渡綾里から連絡が入り、夕方、まだか~と待ちわびていた。あの茹でたての蛸の味は格別でこの味を本日のお客様に出そうと考えていたが。待てよと思いサッと湯がき「蛸のカルパッチョ」仕立にして見た。野菜は晒し玉葱のみ、これは行ける、早速俺が出席する宴会に出してみた。サッとメニュー説明をし、食べて頂いた。good。プラザの忘新年会は活きの良いこの「カルパッチョ」で勝負だ。蛸で勝負?大丈夫? 「次回は大船渡の蛸獲り物語」ですご期待下さい。

紅菜苔「奥州市胆沢区」

今日は珍しい野菜「」コウサイタイを栽培している。胆沢の肝っ玉お母さんこと大原麗子さんに合いに行って来た。紅菜苔はアブラ科で中国野菜、赤紫の茎で炒め物や漬物に合う、そんな紅菜苔を15年前から栽培している大原さん、今年はこの寒さで綺麗な赤紫の色が鮮やかに出てきたと言っていた、暖かいとこれ程赤紫にならないらしい。茹でるとその赤紫が緑色に変色する。昨年も何度か食べて、うんこれならは行けるとすっかり紅菜苔に魅了されてしまった。来年の1月頃出荷出来ると言っていたので年明けには和洋にこの紅菜苔が登場します。20年の年月をかけ土壌改良しにようやく思い通りの畑が出来たと笑いながら言っていた大原さんいつも美味しい野菜作りにチャレンジし続けるそのたゆまない努力に脱帽です。

籠作り民芸品「秋田県上桧内」

当ホテルの所々に葡萄、アケビの蔦(ツタ)で作った籠に季節の生け花が生けられている。これらの作品は、秋田県上桧内の布谷ヨシさんの繊細な指先から生み出されている。作業場には葡萄の木の皮、アケビの蔦が、所狭しと置いてあった、テーブルから、小さい財布まで、蔦を自由自在に操り思い通りに仕上げて行くその作業はまるで魔術師のようだ。完成した作品を何点か見させて頂いたがその数の豊富さとデザインは作業場からは想像も出来ないモダンな作品が何点かあり、お~素晴らしいと言ったら。何と良かったら上げると言われ迷わず頂いて来た。ラッキー

第6回、うんちくを語る会(きくすい北上店)

11月16日(木)きくすい北上店にて生産者の集い、第6回、うんちくを語る会を開催。9月にオープンをした、きくすい北上店を是非生産者に見て頂きたいとの思いもあり、北上での開催、私のつたない司会でスタートした。今回は会場の都合で講演会は出来なかったが、参加者が43人も出席され、その時々の取材の思い出を語り合いながら飲み食べて、自分達の心を込めて作った野菜等の食材が千葉料理長の腕により料理とし姿を変えて運ばれてくる。その料理の一つ一つにこれ私の作った野菜と話が盛り上がり本当に楽しい、うんちくを語る会だった。次回は来年の2月頃を予定しています。

テレビ取材「きくすい北上店」

11月の11日(土)に「めんこいテレビ」昼の時間帯の「あなろぐ」でテレビ取材があった何と生放送、南部鉄器の釜炊きと本鮪のステーキがメインだ。取材がある当日に北上の農業祭もあったのでついでに「きくすい北上店」に寄って取材の様子を拝見。
お~やってる、やってる、緊張した様子も無く無難にこなしている、俺も若い頃テレビ、ラジオ等に出た経験があったがその頃はドキドキしたな~、まぁ今でも同じだが。生放送の後すぐ鮪のステーキを食べたい来店したお客様が結構あったと聞いた。さすがテレビの影響力は凄い。

カナダフェアー「カトルセゾン」

11月1日~30日までレストラン、カトルセゾンにてカナダ牛フェアーを開催中、何故カナダ牛か?国産牛を差し置いてと思うかもしれないが、それが予想を超える美味しさだ、穀物肥育している為か肉質がきめ細かくそして柔らかい、肉の旨みがあるし国産の特有の霜降りではないが赤身でこの柔らかさは驚き! カナダ牛を食べたお客様の反応も良いし、是非一度カトルセゾンでその味を味わっていただきたい。

ひとめぼれ 「水沢産」

一年を通しプラザイン水沢で美味しい米の生産をお願いしている、森岡誠さんに今年の米の出来具合と久しぶりに挨拶に行って来た。大きな4条刈りのコンバインで稲刈に奮闘中、少し時間を割いて頂き、お話しを伺って来た。今年の出来はどうですか?「春の天候が思わしくなかったので心配したが持ち直し平年並みになった」と言っていた。田に有機質の肥料「鶏糞」を入れると稲の茎が丈夫になり食味が良くなってくるようだと言っていた。
「今年の米は美味しいですよ」って言われ納得、さすが森岡さん常に改良に改良を積み重ね旨い米つくりにまい進しているようだ。それでは夫婦揃ってコンバインの前でチーズ。

天然のアケビ「一関市焼切」

一関市焼切佐藤時男さんの自宅前に天然のアケビが何と何十個と今年も連なっていると聞き出社前に寄って見た。スゲー、一本の木に100ヶ位アケビが連なっている、俺の子供の頃は、秋は栗拾いかアケビ取りが日課になっていた程、山の恵には結構自信があるが、これ程の数を一箇所で見たのは初めてだ!雨が降っているので傘を差しながら写真を撮った。アケビを食べようと背伸びしアケビを取ったその瞬間、葉に付いていた水滴が顔にザー衣服にザー、あ~あ。又その後が最悪で水滴で鼻の辺りに湿疹が出来、赤くなり痒い~ 雨の日のアケビ取りは要注意。

十文字米 「北上市口内」

北上の美味しい米を求め今日は北上市口内で農業を営んでいる、十文字米生産組合長の菅野幸蔵さんに合いに行って来た。口内は江刺金札米発祥の地と言われている所、北上から107号線を10K程東に向かって行くと山々に転々広がるなだらかな田園地帯、昔々のお話に出てくるような山、小川等、まさしく日本の古里と言う風景がそこにあった。大胆な農地整備がされていない為、田んぼも一区切り10アール未満、菅野さんには稲刈りで忙しい中色々とお話を伺って来た。田んぼに足を踏み入れたら結構ぬかり田で、作業が大変でしょうと言うと、常にこの状態だからこれが普通と言っていた。ここはとても水持ちが良いとも言っていた。菅野さんは美味しい米の生産に必要なのは水と土と断言、水は国直轄の第1号ダムとして、昭和16年4月に着工され田瀬ダムからミネラル豊富な水が供給され、土は代々受け継いでいる粘土状の黒土、東京の人がこの土地のこの米を是非購入したいとの申し入れを36人の人が集まり十文字米として組合を設立し東京に出荷しているらしく北上では最高の米の産地として認知されている。そんな米を食べてみたいので新米が出来次是非お願いします約束をし、口内を後にした。帰りがけ軽トラックから菅野さんの奥さんが栽培しているらしく美味しそうな豊水梨を頂いた、ラッキー 

プラザの各料理長「千葉康則」

きくすい、北上店の料理長千葉康則38歳、ホテル初の和食の店が9月12日にオープン、何人かいる料理長候補から彼を抜擢、千葉料理長の判断力と仕事に対する熱意、味覚、感性、創作料理を作らせたらさすがと唸らせるテクニックがある。特に盛り込み料理は抜群の才能を発揮しお客様の楽しませてくれる。オープンキッチンでキビキビとした動きと料理長の味を是非、きくすい北上店で堪能して頂けると思う。

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