地産地消

ブルーベリー(一関厳美町)

9月5日一関厳美町本寺でブルーベリーを生産している愛菜ファーム代表菅原信一さんに会って来た。愛菜ファームは俺の自宅から車で2分位の通勤途中にある場所でいつも見ていたが、中に入ったのは初めてだ。店舗は国道342号沿いにあり、裏にはブルーベリーの栽培も兼ねている。早速、色んなお話を聞いて見た、岩手県では何と最初にブルーベリーを生産したのが愛菜ファームで、同じ志を持った仲間達14人で、減反政策と地域の活性化の為にと取り組んでからもうかれこれ20数年も経っているそうだ。ここの気候は長野にとても似ていて、ブルーベリーの栽培には非常に適していると言っていた。勿論栽培するに当たって酸性の土壌を好む事と水等色んな条件は必要とも言っていた。ブルーベリーの品種は数え切れない位あるそうだがここでは15種類を栽培している、やはりその品種によって色んな味があり試行錯誤しながらようやく今の味にたどりついたとも言っていた。店舗から少し行くと加工場がありそこでブルーベリーの色んな商品を加工しているとの事ジャムからソースまで色々な商品があった。ブルーベリーに入っているアントシアニンと言う色素が目に凄くと言う、ここのお茶を2.3ヶ月飲んだお客様が何と白内障が直ったとも言っていた。すげ~ 先ず俺の舌が何と言うか舌に聞いてみた。アイスクリームにブルーベリーソースを掛けたのが目の前に来た。先ずブルーベリーソースを味見、おっ、これはサッパリしてそれにコクがありあまり甘くなく、う~ん、美味い。今まで食べたブルーベリーソースとは明らかに違いがある、これぞ本物の味、本物はこれでなくちゃ、ホテルに帰って早速、厨房で試食開始、即美味いですね。だろう ふふふふ・・・・・・

菌床椎茸(水沢、静山園)

8月の後半水沢の静山園(知的障害者更生施設)佐野峯さんから施設で生産した椎茸を是非見て欲しいと言う旨のお話があった。9月1日に時間が取れたので早速、佐野峯さんの車で施設内にある、菌床椎茸のハウスに行って見た。静山園は新幹線駅の水沢江刺駅から車で5分ほどの高台に位置し、近くには水沢ふれあいの丘公園(水沢市立総合体育館)等があり、とても環境が良い、ハウスに入って佐野峯さんに色んなお話を伺って見た。佐野峯さんは椎茸を手に取って黒いでしょう。菌床椎茸って普通白っぽいけどこの菌床椎茸は原木で作る椎茸に近い物が出来ると言っていた。ハウス内の温度は昼が20°夜は10°夕方5時半頃から2時間位水を散布している。たまに菌床がふてくされ椎茸が出ない時は刺激を与えるそうだ。何と2個を手に持って下の方をガツ~ンとぶつけると何と椎茸が出て来ると言っていた、だが問題もあるそうだあまり強くぶつけると反抗し歪な椎茸が出てくると、ほ~面白いね人間見たいだ、俺も気をつけようっと!その隣で施設の入園者が椎茸のランク分けをしていた。入園者の方々は毎日4~5人位で椎茸の栽培に従事しているそうだ。共に仕事をし、作る喜びを一緒に分かちあっている。 うん、なんかいいな~

サンパル栽培の仲間達(パート6)

サンパル栽培の仲間達、(江刺、水沢、前沢)の9人で安心安全と美味しさを追求する生産者の集まりです。8月18日水沢の羽田町でモロヘイヤを生産している、佐藤信恵さん宅に行って来た、多分俺としては始めてかな?女性の生産者とお話をするのは、野菜の作る喜びが少し男性とは何か違う、野菜を愛していてそれに農業を楽しんでいる感じがした。いつもならどんな肥料でどんな事に気をつけているかとか、何が大変ですか、とか色んな質問を投げかけるのだが、今日は信恵さんの農業に対する愛情を聞いて来た。朝収穫した野菜を産直センターに持って行って色んな人との話が楽しいし知っているお客様に声をかけられたりし生産者同士で情報交換をしたり、料理のお話とか毎日がとても充実しているとも言っていた。良く言われるそうだ、こんなに手間ひま掛けて朝から晩まで働いているより買ったほうが安いしその方がいいでしょうって、確かに損得を考えたら、そうだけれども、違うんだよね、美味しい野菜を作ってお客様に喜んで頂いた時って本当に嬉しいよ、「なる程」それと何だかんだ言っても皆さん農業が好きなんですよ、屈託のない笑顔で答えてくれた、毎日がせわしいく心のゆとりも感じる事が少なくなった今、作る喜びを教えてくれた信恵さん。料理人としてとても感銘を受け帰って来た。ヨシ 俺もやったるぞ~

サンパル栽培の仲間達(パート5)

サンパル栽培の仲間達、(江刺、水沢、前沢)の9人で安心安全と美味しさを追求する生産者の集まりです。8月4日前沢の鈴木正朗さん宅に行って来た。この日はとにかく暑く、35~6度位か?鈴木さんはニラ、トウモロコシ、ニンニク、小松菜、キャベツ、大根など色んな野菜を栽培していた。その中で特に印象に残ったのはトウモロコシ、白いトウモロコシ食べた事あると聞かれた、料理人として恥ずかしいが食した事が無かった、「じゃ~行って見るか」と優しい言葉をかけて頂き、早速トウモロコシ畑に行って見た。そこの畑には鈴木さんの得意とするニラも栽培していた。ムンムンする暑さの中、トウモロコシが気持ちよさそうに畑に整列していた。鈴木さんが手に一杯トウモロコシを持って、じゃ自宅に行って食べようと言ってくれた。鈴木さん宅に戻ってトウモロコシが茹であがるまで色んなお話を聞いた、土壌は苗土に仕上げしていると言っていた。(ふわふわし最高の土壌)肥料は殆んど牛糞でこれでもかと言う位入れるそうだ。今まで一切土壌消毒はした事が無いとも言っていた、連作障害も無いし美味い野菜が出来るとも、何だかんだお話をしている内に奥さんが茹でたてのトウモロコシを持って来てくれた。早速食べてみた。甘い、お~それにミルクの味がする。美味いね、これ購入出来ますか?「今年はもう終わり」と言われたとたん(ガックリ)でも来年はこのミルク味のトウモロコシは絶対に使いたいと思った。帰りには花ニラとトウモロコシを一杯頂いて来た。ホクホク、あんがとう。

サンパル栽培の仲間達(パート4)

サンパル栽培の仲間達、(江刺、水沢、前沢)の9人で安心安全と美味しさを追求する生産者の集まりです。8月4日今日は青梗菜とトマトを生産している前沢の菊池弘喜さんに会いに行って来た。何回かお会いしているので挨拶もそこそこで青梗菜のハウスを拝見し色んなお話を伺って来た。夏野菜はどうしても(微量要素)カルシューム、マグネシューム不足で高温障害が起こると言っていた。今の時期はハウス内を太陽熱消毒していると言っていた。土壌に鶏糞、石灰石、堆肥などをすき込んですると言う、初めて聞いたと言ったら、いやこの辺は結構前からやっていた健康な土作りとこの太陽消毒のお陰で連作障害が起きないと言っていた。さすがです。ここの畑は前沢でも高台にあり、水はけが良くとても良い条件が揃っている為か?菊池さんの作る野菜はハズレが無くうまい。

サンパル栽培の仲間達(パート3)

サンパル栽培の仲間達、(江刺、水沢、前沢)の9人で安心安全と美味しさを追求する生産者の集まりで9月に当ホテルにて色んな方々を呼んで試食会を兼ね、サンパル栽培を知って頂こうと言う企画を考えているそうだ。今日最後の取材は代表の紺野久夫さんミニトマトのハウスを見学して来た。ハウスに入って見ると、所々に水菜があった、何と土壌の微生物バランスを取る為に色んな野菜をところどころに植えているそうだ。春には堆肥を、すき込み魚カスを入れる事によって味が濃くなるし、やはり太陽と水が味を決める、ハウス内のトマトの葉が結構隙間があるようにも見えたので質問してみた。花芽を確保したら製姿する。又これ以上、上に行かないよう先を折っていた。色んなお話をしていて、これがプロの農家と思った。勿論ミニトマトの味は絶品。

サンパル栽培の仲間達(パート2)

サンパル栽培の仲間達、(江刺、水沢、前沢)の9人で安心安全と美味しさを追求する生産者の集まりで9月に当ホテルにて色んな方々を呼んで試食会を兼ね、サンパル栽培を知って頂こうと言う企画を考えている方々の取材です。露地物胡瓜 管野嘉広さん菊地さんのトマトの取材が終えすぐ近くに管野さんの畑があっ為、露地物胡瓜を栽培している管野嘉広さんのハウスに行って見た。挨拶も簡単に済まし、即、胡瓜のハウスに入って見た、ハウス内は藁が敷き詰めてあった、何で藁なんですか?藁は温水効果があるし水の蒸発も防いでいる。胡瓜の葉に水が跳ねないとも言っていた。肥料は豚糞、糠、菜種油、石灰質、籾殻を入れ病気に強い土作りをしていると言っていた。菊地さんその場で胡瓜一本折った、パッリっと。いい音だね、中身が詰まっている音だ、で、また折った胡瓜を元に戻したら何とくっ付いて、落ちない胡瓜にノリでも付けたかのようだ、管野さんはこれが栄養分だ。お~即食べて見た、さすが愛宕産、こだわり露地物胡瓜は味が違う。

サンパル栽培の仲間達

サンパル栽培の仲間達、(江刺、水沢、前沢)の9人で安心安全と美味しさを追求する生産者の集まりで9月に当ホテルにて色んな方々を呼んで試食会を兼ね、サンパル栽培を知って頂こうと言う企画を考えているそうだ。代表の紺野久夫さんが、来館し色んなお話をさせて頂いた。そこで、今回は江刺愛宕の3人に方々に会いに行って来た。朝から少し小雨が降っていて、行こうか行かないか迷ったが、厨房から外を見ると雨が止み。今だと思い菊地信さんに電話をしたら取材OKの心強い返事が電話から聞こえてきた。早速、愛宕の自宅まで伺った。自宅には収穫したトマトが所狭しと、積んであった。「桃太郎ですか」そう「ファイト」って言う品種だ。良い名前ですね。元気がでる名だな~、よし今日もファイトで、菊地さんの愛車、軽トラックで畑まで移動、何と軽トラックにエヤコンが付いている、すげ~夏場の草刈は大変だからな~と、言っていた、トマトのハウスは収穫したばかりで、赤いトマトは少しだけだ、肥料は(鶏糞)等入ったアミノスターをすき込んでいると言う、何が大変かと言うとカビ、と水管理が大変、あまり水を切るとトマトが割れて商品にならないとも言っていた。別のトマトのハウスにも行って見た。そこには真っ赤なトマトいっぱい、中玉トマトでミデイトマトと言っていた。「食べていい」「どうぞ」一ケ摘んで食べた。これは美味い、菊地さんいわく今年から始めたとか、これは美味いトマトだ、菊地さんホテルに売ってと、お願いしてきた。帰りには、袋に中玉トマトを少し分けて頂いた。ヤッター

白ゆりポーク(岩手県北上)

6月の初め頃、北上にとても美味しい豚肉を飼育している人がいると聞き、豚肉の美味しさを求め、北上相去町に行って来た。白ゆりポークを生産している、児玉ファームの児玉章さんに会って来た。豚舎の隣で色んなお話を聞かせて頂いた。豚の飼育は34年にもなるそうだ。ここの飼育はとても衛生面に気を使っていると感じた。残念ながら豚舎には入れなかったが、何と皆さんは豚舎に入る際はシャワーを浴び豚に外部の菌が接触できないよう工夫がされていた、勿論出る際もシャワーを浴び、一日に何回もシャワー室を利用しているそうだ、餌は海藻の粉末を食べさせていると言う。やっぱりミネラルか。そんなこんな、お話をしていたら奥さんと息子の専務さんが来てくれた。若い後継者で凛とした青年だ、年を聞いたら29才だって、いいね~岩手の農業は益々磐石です。児玉さんは何度も安心安全を常に考えて飼育していると言っていた。これからの農業はやはり安全安心と絶対美味い事が条件でしょう。2.3日したら児玉さんより豚肉が送られて来た、早速、塩、胡椒で炒め食べてみた。肉が柔らかく脂身が美味い、お~いいね、こんな美味いものだけ食べるからかな~いつも俺の腹は臨月状態。

岩手県(くずまき高原牧場)

6月24日岩手郡葛巻町にある、くずまき高原牧場の前原支配人に会って来た。水沢から高速道路で滝沢ICまで行き国道281号線で葛巻町までおよそ2時間あまり、くずまき高原牧場に来てその広大さにビックリ。心地よいそよ風が俺を歓迎しているかのように爽やかだ。前原支配人とお会いし、色んなお話をさせて頂いた。くずまき交流館(プラトー)にて、牛乳とヨーグルトを試飲させて頂いた。牛乳を飲んだ瞬間、今まで飲んだ事の無い、感覚、サッパリ味で喉ごしが爽やかでコクがある、意外と透明感があるな~、ここの牛乳は瓶入れにこだわっていた、紙パックだと本来の味がしないそうだ。この牛乳だったら牛乳嫌いは出ないのではと思うくらい飲みやすく、美味い、次は、飲むヨーグルトを試飲、good、あまり酸っぱくなく適当な甘めで、とてもコクがある、頭には色んなデザートが浮かんで来た、前原支配人に言って牧場を見学して歩いた広大だ、黒毛和牛、ホルスタイン、羊等みて色んなお話をしたが、一番印象に残っているのは牛舎に入っても嫌な匂いがしない。前に養豚をしている人に聞いたお話を思い出した豚舎を見れば成功しているか否かすぐ分かると、豚舎に入っただけで、ツーンとした酸味臭があるところは、豚の穀物の未消化で起きていると、牛舎でも同じ事がいえるとすれば、さすが、くずまき高原牧場と言いたい。

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