地産地消

菜花 水沢市

1月27日に水沢市内の三ツ谷と言う所で水沢が推奨品種でもある菜花を生産している、石川長喜さんに会いに行って来た。昨年の春一度お会いし色々菜花のお話を聞いていた方なのだがまったく場所がわからずホテルまで迎えに来ていただいた。申し訳あません、なに、誰でも分かる様に大きい道路を行くから。すみません。10分位車で走り石川さんの菜花のハウスに来た早速、ハウス内を見させて頂いた。大きくなった菜花を見せて頂いた、青々とした美味しそうな菜花がハウス一面、これは見ごたえある、色々とお話を聞いてみた、11月頃に苗の定植をし1月の中旬~3月頃まで収穫できるとの事、意外と長く収穫で来るんですね、土壌が持っている栄養分を最大限に生かし活性化させる為、肥料は全てぼかし肥料との事、うん、うん、菜花は最初の親は甘くて美味しいが子になって来ると甘さが出ない為何と米のとぎ汁にEMの濃縮液を入れ発酵し海水と混ぜ葉面散布をしているとか、ミネラルが一杯含んだ液を散布、凄い、週一回欠かさず散布しているとの事だ、先ず葉の先を食べてみて、葉ですか、そう、甘いのは葉の先まで甘いのだ、これまたビックリ葉の先までこだわっている、これなら美味い菜花が出来ますね。だが今年はイマイチと言っていたが、俺にはその様に見えなかった。奥さんが出てきてお茶でもと言われたが、今日は調理場で創作料理の試食会があって急いで帰って来た。お茶飲みたかった。失敗、又今度お邪魔します。

生ワカメのしゃぶ 今が旬

1月の中大船渡、綾里の山口鐵五郎さんから鮮度の良い生若布が届いた。海から上げたばかりの若布、しゃぶしゃぶにして食べたら美味しいよと山口さんが言っていたので早速、若布と鱈のシャブシャブを作ってお客様に提供したがこれが意外と男性のお客様に食べてもらえない。何故 美味いのにな~健康にも良いしまた食べても美味しいのに不思議だ。食べてもらえるよう、何かの工夫が必要だな~昨日水沢の認定農業者の集まりがあったのでここでこの生若布のしゃぶしゃぶを出してみた、はぁ~なるほど宴会で飲んでいると鍋に入れ取って食べるのが面倒なんだ、なるほどこれを解決するにはどうするか、ホテルスタッフ取ってお客様に出す。なら食べてくれるかな?先ず、この欄で生若布の宣伝をしてから又考えよう生若布は、骨を作るカルシウムやカリウム、ビタミン・水溶性食物繊維のアルギン酸栄養素をたっぷり含んでいるのにほとんどノンカロリーです。生活習慣病・むくみ・高血圧などに大変効果がありますと書いてあった。お~すごい

手作り 菓子パン

今回は当ホテルのベーカリー担当している大内佐江子が制作した菓子パンを紹介する事にしました。写真の菓子パンは、フルーツデニッシュ、クリームクロワッサン、クロワッサン、オ、ザマンドの三種類です。27層のクロワッサン生地で作りました。クロワッサンは、バターを折り込んで出来るサクサク感と、イーストの発酵によって出来るフワッとソフトな中身を併せ持ったパンです。フルーツデニッシュ、クリームクロワッサンにはカスタードと生クリームを混ぜ合わせたディプロマットクリームを絞りました。塩味のきいた生地とうまく調和しています。クロワッサン、オ、ザマンドはアーモンドクリームを中に挟み更に上からも絞り焼き上げました。アーモンドクリームの甘味が、パンの味を引き立てています。焼き立てのクロワッサンを食すと、パラリホロリと薄片が散り落ち、サックリふんわりの食感。その幸せな事と言ったら“食べてくれる人の笑顔を思い浮かべながら今日も私はパンを焼きます。 ベーカリー担当 大内佐江子 是非当ホテルのイタリアンレストラン、カトルセゾンにおこし下さいお持ちしております。

連作障害は怖くない 岩手県(胆沢町)

先日ある人からとても美味しい野菜を作っている人がいるとの情報があって胆沢町にいってきた。あれ、ここはあの露地物胡瓜を作っている芳賀彦義宅ではないか、何と芳賀の奥さんの作っている野菜、この間はご馳走様でした。と挨拶、入ってお茶でも飲んで。 う~ん、畑見せてもらってからこんな会話をしながら早速ハウスの中に行って見た、ワオ色んな野菜をハウスいっぱい栽培していた。春菊、水菜、ラデッシュ、青梗菜、ほうれん草、に小松菜、パプリカ、奥さん凄いね、俺はまたまた同じ質問をしていた。どんな肥料をしているのですか?何と、何にもしてないとの事、このハウスは4月~10月まで、ずーっとパプリカのハウスとして使用、パプリカが終えると、何の肥料も入れず、パプリカ栽培後のあまった肥料で十分との事、で別なハウスは土壌の消毒と余った肥料の消費の為にライ麦畑になっていた、この方法だと殆ど連作障害にならないとの事だ、アッ山形と九州の生産者が言っていたな、この方法だと土壌に栄養をやり過ぎず、土壌が肥満にならないって、病気にも強い健康体の畑、健康な畑には健康な野菜が育つ納得

うんちく会と   前沢牛のしゃぶしゃぶ鍋

11月22日1年間こだわり地産地消でお世話になった方々が集まって大いに、うんちくを語ろうと言う事で(うんちく会)を開催、数人の方が仕事の都合で出席出来ませんでしたが、何と18名の方が集まり大いに盛り上がり大変楽しいうんちく会でした皆さんから年、何回か開催して欲しいと要望があり、次回は新年会を開催したいと考えています。生産者の情報交換の場として美味しい食材作りのお手伝いが出来ればこんな嬉しい事はないです。せっかく集まってくれた生産者の写真を、何と撮っていませんでした。誠に残念、そこで今回は当ホテルの和食のレストラン(きくすい)で鍋祭りをしているので、その牛しゃぶ鍋の写真を一枚代わりに載せました。牛しゃぶ鍋は自分にとってとても良い思い出があるのです。20年前プラザイン水沢に入社して最初の爆発的なヒットが牛しゃぶ鍋でした。まだその頃は地元の前沢牛も認知度がイマイチでしたし、牛しゃぶ鍋はあるにはあったがとても高価であまり庶民の口にはなかなか食べてもらえるような代物ではなかった。最初は一人前原価ぎりぎりの単価からスタートし、じょじょに単価をアップして行きましたが。お客様に美味しい牛しゃぶ鍋を知ってもらいたかった。本当に沢山のお客様が来てくれまた。毎日が満員の連続でした。あ~思い出すな~。何と水沢の飲食店がいたる所で牛しゃぶ鍋を売り出し、大変でした。今は地元のとても美味しいこだわり野菜を入れて何と一人前4.000円安い!是非皆さん食べに来てくんろ。

 蕪  (江刺愛宕)

10月の後半江刺の愛宕で美味い蕪を栽培している高橋伝さんに会いに行って来た。自宅の前には綺麗に洗った蕪が並んでいた。オー見事な蕪です事。大きくて艶が良く美味しいそうだ、高橋さんにいつもの癖で蕪を作るのにどんな苦労をしていますかと聞いた、虫、虫だな虫?コナガって虫がつかないようにいつも注意をしているよ、それこそ毎日畑に行って様子を見ながら蕪とお話をしているのさ。先ず美味しそうな蕪を少し食べさせて頂いた。旨い、何と表現すればいいんだろう、うん柿を食べている感じだな。適当な硬さと甘味があり筋がまったく無くこれは旨い。すみません畑見せて~。早速栽培している畑に行って見た、北上川の河川敷だ、砂地で水はけが良く畑には最適との事、有機農法だ、まぁ~あとは長年の経験かな、蕪とお話をしながら作っているから子供みたいなもんです。愛情たっぷり注ぎ込まれた嫁入り前の蕪ちゃん。いつも難しい専門的なお話をしている生産者とばかりだったのでホットする高橋さんでした。

二子里芋 (北上市二子町)

10月7日美味しい里芋を探しに北上市の二子町に行って来た。そこは北上川沿いで広大な土地に二子里芋を耕作していた。広いな~ここであの美味しい二子芋を作っているんだ。早速JA北上の園芸特産課、課長、伊藤公夫さんにお会いし、この広大な畑を案内してもらった。二子芋の歴史は何と400年前からと言う。いやはや又ビックリです。里芋は二種類からなっていて(赤茎)アカカラ(白茎)シロカラになっていると言う、二子里芋は赤茎で赤茎の二子里芋は、粘り、旨み、形ともに三拍子揃っていた。里芋の耕作面積は65ヘクタールとか、連作障害があり三年位で移動すると言う。畑を回っていつも感心させられる事はやはり自然に逆らわす自然をも味方にし、その土地にあった農産物を作っている生産者達だ。ここの土地は黒土で砂が混じっていると言う。北上川の氾濫で肥沃な土地になり里芋にはとても条件が合っているそうだ。さらに二子芋に愛情を注ぎ丹精込めて作り続けているからこそ、全国し知られるようになった、この逸品です。見てこの凛々しい芋の子の畑を

ひとめぼれ 水沢産

9月24日ひとめぼれを生産している森岡誠さんに会いに行ってた。米作りには妥協しない強い信念と、常に謙虚で、前向きに取り組んでいる人です。昨年から何度もお話を重ね、今日ようやくこうやって載せる事が出来ました。ここは水沢の北上川沿いで昔から米作りをしている由緒ある耕地でもある。何と1.200年前の籾殻の化石がこの地区から発見されていた。この地区は、西は奥羽山脈、東は北上山地に挟まれた盆地にあり、中央を北上川が流れています。奥羽山脈の焼石岳のブナの原生林から養分の多い水も供給されている。それと何度も北上川の氾濫でこの地区はとても土地が肥沃になり米作りには最適と謙虚にそして自信げに言っていた。なるほど前に昭和天皇の献上米もこの地区から出ていた、水沢米は日本穀物検定協会の食味ランキングで9年連続、特Aを出していた。国内では魚沼産こしひかりとこの水沢産のひとめぼれ等3銘柄しか無いと言う。何度か試食をしたが、艶、香り、形といいさすがです、美味い、これならオカズは不要、今回JA岩手ふるさとに御協力頂き生産者直の米を購入できるシステムが出来た。嬉しいです。

地鶏 南部かしわ 岩手前沢町

9月中旬、美味い地鶏があるとの情報を聞き前沢の生母に行って来た。北上川の畔で南部かしわの飼育をしている、後藤勝二さんに会って来た。生母は地鶏を飼育するには環境がとても良く、広大な土地に透き通った空気、美味い湧き水、さんさんと注がれる太陽、放し飼いにこだわり伸び伸びと育てていた、なるほどとても元気の良い鶏ですね、どんな苦労をしていますかと聞いたらあまり苦労させない鶏だなと言っていた。本当?昭和60年に岩手県畜産試験場が開発したらしく、認知度がまだまだ低い鶏だが何とかこの地方で定着させたいと願っていた。帰りに1羽いただき早速食べてみた。地鶏は何といっても塩焼、地鶏特有の肉に締まりと風味がある、脂肪がほとんど見当たらず、皮がパッリパッリといいね、スープもまたコクがあって美味い、今年の秋はこれで芋の子汁を作りたい。何、美味い芋の子汁食べたいって。まかせなさい

真城のカントリーエレベーター(岩手水沢)

今年しは天候に恵まれ、お盆前に稲穂が出揃い、今年は豊作の予感がする。これから寒くならないと言う条件付だが。ヨシ今年の美味い米を確保しようと、JA岩手ふるさとに電話をしてみた、JAは常に最高の米を提供できるシステムが出来ていると言う、そこで米工房担当、藤井さんに水沢市真城にあるカントリーエレベータに連れて行ってもらった。そこには岩手ではここだけと言う自慢できるだけの最高の設備が整っていた。秋の収穫時季には水沢の米の1/3を貯蔵出来ると言うタンクと言うか、乾燥機と言うか、があった、そのタンクが14棟あり1棟に米が何と300t大体40ヘクタール分の米が入ると言う、それも一等米だけで、その他は入れないと言う、ビックリ、乾燥も火力を一切使用せず空気中の水分を除去し一定温度の乾いた空気で1ヶ月かけ、ゆるやかに乾燥をしていると言う、7、8月頃まで籾のままでの貯蔵、この真夏に新米?と間違える位美味しい米が供給している、だからか、ホテルの御飯は最近米に艶があり美味しい訳だ、納得

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