地産地消

宮古の花見カキ

桜の開花があちらこちらで聞かれますが、この時期もう一つ楽しみなのが、宮古の花見カキです。4月12日から出荷が始まると宮古の山根さんから知らせが入り、当センターに14日初入荷しました。昨年台風の落下被害の影響で入荷数が少し減るものの、今年もふっくらとした身で、旨味の凝縮した味は健在です。さっそく各店に納品しますので、皆さんも、食べて見て下さい。

江刺のアレッタ

東北ではまだなじみ薄いアレッタと言う野菜を紹介します。その圃場へ案内をしてくれたのは、JA江刺の小澤英史さんで、道すがら話を聞くと、小澤さんが生産者の及川貢さん、熊賢一さん、小原得志さんに紹介し昨年秋頃から空いたハウスで栽培を始めたそうです。ケールとブロッコリーの掛け合わせで、茎ブロッコリーに似ていて、蕾にはカロテンなどがブロッコリーの3倍も多く含まれている野菜だそうです。今回は及川さんのハウスに行き、忙しい作業中にもかかわらず、話を聞くことが出来ました。5アールのハウスで約1000株のアレッタを栽培し、4月中は収穫出来るそうです。さっそく生で食べて見ると、甘い‼ それに程良い苦味があり、それでいて嫌なクセがないのでいろんな料理に合いそうである。寒さに強いので来年は露地栽培を検討しているとか、来年も楽しみである。

「地域応援プロジェクト」

振興局主催で「地域応援プロジェクト」の説明会が3月24日当ホテルで開催された。各関係機関や生産者の方々が集まり、ビジネス交流会を通じて官民,力を合わせ様々な形で生産者を応援していく趣旨を説明した。我グループでも昨年は応援プロジェクト「想いをカタチに」を江刺で行ってきたが、今年は奥州・金ヶ崎の生産者を中心にイベントを開催して、生産者とその生産品をピーアールしていきたい。センターでも、商品開発の依頼があれば、協力していき、そして生産者の人達に、もっと笑顔になっていただけたら幸いである。

金ヶ崎の長芋「金精」

金ヶ崎で長芋を作っている高橋康博さんの所に行って来た。さすがに雪の多さには驚きである、そのうえ辺り一面真っ白、どこを見ても同じに見えて途中道に迷いそうになる程であった。挨拶も早々に話を伺うと、「すべては土作りから始まる」と言う。有機栽培で、ミネラル豊富なノルウェー産の海藻粉末を使用、そうする事でより作物が旨味を増すとの事。さらに牛も育てその堆肥で肥料も作るなど徹底している。用意してもらった長芋を食べたが、ねばりが強く旨味もあり美味しい。さっそく頂いて帰り試作を数品作ったが、どれも美味しい、流石こだわりの逸品である。そく購入決定~。

愛宕島出荷組合

愛宕の島出荷組合の方々の野菜を使ったイベントが、11月28日に江刺のイーズで開催される。それに先だち、10月23日生産者の圃場視察に。空はあいにくの曇り空だったが、集った皆さんの笑顔がとても晴々としているのが印象的だった。畑を見て回り本番前に試作用の野菜も調達しながら今の生育を見て回った。一緒に行ったのは、県南振興局・農業改良普及センターの皆さんと当社専務に江刺総料理長です。

生産者と料理人の食材マッチング現地見学会in奥州

9月18日に県南振興局(奥州農業改良普及センター、農政部、経営企画部)主催で、生産者との情報交換会が開かれた。各生産者の圃場に直接出向き、これから出荷する野菜や年間で何を作っているかなどを聞いたり、見て回った。ホテルからは上野総料理長、江刺の三宅総料理長含め6社12名の料理人の方々が熱心に話や質問などしていた。これからもこのような会を是非続けてほしいものだ。それから聞くことによると、この地域では若担い手も増えていると言うし、頼もしい限りである。  相沢和広

アグリコーポ小田代

先日取材に行って来たアグリコーポ小田代の食材を使用したイベントが8月29日に開催された。ブドウ、トマト、豆腐、豆乳、それから器代わりに色鮮やかな鬼灯花などを使い、お客様に喜んでもらえるようにと、趣向を凝らした料理の数々であった。その他料理を食べながらアグリさんの取組をスライドを使っての説明もおこなわれた。終始和やかで、料理の評判も上々であった。今回が「まるごと江刺を食べよう」が5回目であったが、このような生産者との繋がりをこれからも続けて行きたいものだ。

白山の野菜

前沢白山に色々な野菜を作っている生産者がいると情報が入りさっそく行って来た。約束した時間に伺うと、私達を笑顔で迎えてくれたのが佐藤安正さんだ。話を伺いながら畑に行くと、ブラックベリーが沢山の実を鈴なりにつけているのが目に飛び込んで来た。ブラックベリーを初めてまだ一年目だそうだがかなりの量である。その他にもオクラや2種類の瓜(メロン)、スイカ、ハーブなどをハウス栽培している。ハウス栽培によって虫や雨によるストレスを与えないようにしているそうである。路地栽培している珍しい野菜では、刀豆やひも茄子などを栽培している。この茄子は、細長くてくねくね曲がっているのが特徴で、油で揚げても色落ちせず鮮やかで料理の彩にも良いと言う。自宅に戻ると佐藤さんの奥さんが、冷たくひやした瓜を出してくれた。甘みもありジューシー、それでいて程良い歯ごたえである。小粒な瓜なので、器としても使えそうなのが良いなどと考えながら帰路へ。

アグリコーポ小田代

江刺のアグリコーポ小田代さんに御邪魔して来ました。今回は、8/29に開催される「江刺を食べよう!」の打合せ兼取材である。打合せ後、今収穫時期にあるトマトハウスに案内してもらい話を聞くとトマトの品種は、桃太郎ファイトで12棟のハウスで3500株ほど栽培して、それを暑い中3人で管理しているそうです。伺った時も午前中にもかかわらず、炎天下の中ハウスの作業は「過酷」そのものといった感じで、私も中に一歩足を踏み入れただけで、汗が噴き出てきた程である、御疲れ様です。それからもう一つアグリさんといえば忘れてはいけない物に葡萄がある。葡萄の種類は2つで、アーリースチューベンとキャンベル合せ20棟あり、今年は長雨と日照不足の影響で多少遅れ気味のようであるが、甘みは上々だそうです。その他の食材とともに、頂いてさっそく試作をしてみる事に。

マイリバーのカシス

赤い実のカシスを求めて一関市舞川にあるマイリバーに行って来た。マイリバーの加藤健治さんと佐々木久美子さんが色々と話をしてくれたが、残念な事に赤い色のカシスは無いと言う。ほとんどが深い藍色のカシスで、なんとその数2200本。そのままでも販売しているそうですが、ジャムやドリンクなども製造販売している。もう収穫は終わったと言うが、取り残しがあるかもしれないと言う事で、カシス畑に案内して頂いた。佐々木さんが良い場所を探していると「ありました‼赤いカシスが」、その声がする方に行くと、中ぐらいの枝ぶりが2株ほど、そこには真っ赤なカシスとグリーンに葉が鮮やかである。これならどんな料理にも映えること間違いない。本数を増やしてくれると言うので心待ちにして帰路に。

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