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西和賀の湯田養魚場

西和賀産業公社の廣瀬さんが、美味しい岩魚を持って来てくれたので是非養殖場を見たいと廣瀬さんに頼んで、湯田養魚場に連れて来てもらった。産業公社の藤原さんの自宅の近くと言う事もあり同行してくれ養魚場に着くと高橋さん夫婦が私たちを出迎えてくれた。岩魚の養殖場は、ここからは更に車で20分位山中に入った場所で時折クマが出没すると言う程の場所で、まさに大自然の中に生簀があった。生簀の中には、25000匹岩魚がいるそうで、水はもちろん川の水でミネラルが豊富で魚の成長も早いと言うし、養殖魚特有の臭みが無く身が締まっていた、美味しさの訳がこれで納得!!この岩魚で有馬煮を作ったところ沢山の方々に喜ばれたのである。今回も素晴らしい食材に会えた事、それから西和賀の食材の豊富さにただ感謝である。 相沢

ピュアホワイト「二戸奥中山高原」

奥中山高原で野菜を栽培している、西舘正子さんの所にお邪魔して来た。青々とした広大な畑が並ぶ最高のロケーション、実に清々しい。西舘さんに話を聞くと今がトウモロコシの収穫時期で、恵味(めぐみ)と味来(みらい)の二品種を出荷していると言う、さっそく味見を、どちらも甘いし歯ごたえが良い。美味しく作る秘訣を伺ったところ、ここ奥中山は朝晩の寒暖差が激しいところでそれで甘みを増すのだという。実はこの2~3週間後位にピュアホワイトが収穫できるそうで、生でも食べられる事で知られているトウモロコシある、是非送ってもらうことにし帰路に就いた。数日後待ちに待ったトウモロコシが、着いたのでさっそくレストランのセットメニューの中に入れたところ、お客様から「すごく美味しい。」「もっとちょうだい。」「お土産に持ち帰りたい」。などたくさんの声が寄せられたのである。私も少しだけ食べたが実に甘くて美味しい、もっと食べたいと思ったのはこのトウモロコシが初めてかもしれない。奥中山の大地の恵みよありがと~。キッチンセンター長 相沢和広 

イタリアン野菜「二戸」

二戸でイタリアン野菜などを栽培している大西ファームさんにお邪魔して来た。代表の大西範道夫妻が我々を迎えてくれた。そして事務所のテーブルの上には収穫した野菜が置かれていた。早速お話を聞くと、野菜を作り始めたのは2010年で、イタリアの野菜を始めたのは、イタリアに親戚が住んでいて旅行にも行ったそうであるがそんな関係でイタリアの野菜を作り始めたという。イタリアントマトなどは数種類(サンマルツァーノ、シシリアンルージュ)を栽培していて、そのトマトを利用してドライトマトやセミドライトマトなどやその他にも加工商品も製造販売しているそうである。それから大西さんに野菜作りのアドバイスをしたと言う上野さんと息子さんも同席していて、珍しい饅頭を持って来てくれたのである、それは「イナキビ饅頭」である。ちょっとくせのある雑穀をだれにでも食べやすくするために試行錯誤して作り上げと言う息子の上野剛司さん。雑穀特有のクセが少なくモチモチとした食感が良く喉越しも抜群である。自慢の食材をいろいろ頂きながら、どんな料理に仕上げるか考えていたが、じつに実り多き一日であったと思う。キッチンセンター長 相沢和広

奥中山高原農協乳業株式会社

二戸に美味しい食材があると言うので9月5日に行ってきた。まず初めにうかがったのは、奥中山高原農協乳業株式会社で、ジャージー種の製品を製造販売している所である。そして我々を迎えてくれた代表取締役専務の目時正さんと販売課課長代理の金谷広司さんに挨拶を済ませお話を聞こうとしたら、「まずは味を見て」と言う事で牛乳とヨーグルトを早々に試食させて頂いた。牛乳は癖がなく飲みやすく濃厚で味わいのある牛乳である。同行したスタッフに牛乳が苦手な者が居て、「この牛乳なら美味しく飲める」と言っていた。ヨーグルトのほうは、程よい甘みと酸味で上層部にはコクのあるクリームの膜がありこれ又濃厚である。工場内を案内して頂いたがさすがに衛生的で環境にも充分に配慮した自然に優しいシステムのようだ。工場周辺には豊かな自然が広がりこの環境の中で乳牛がノビノビと育てられストレス少なく美味しい牛乳が出来るのだと思う。ジャージー牛は仔牛まで入れて300頭ほどで、牛乳などの製品が主に関東方面に出荷していると言う。我々もこの製品を使いさっそく料理を作る事に。 キッチンセンター長 相沢和広 

まっちゃんたまご「奥州市黒石」

紹介で、黒石で鶏卵を生産販売している松本崇さんにお会いする事にした。待ち合わせ当日、駐車場でお会いしてビックリ!!「若い」電話の声では年配の方だと・・・かつてに思い込んでしまつていたようだ。さっそく鶏舎のある所に案内して頂いた、車で約15分かかる場所で民家も少なく山の中といった場所である。鬱蒼と生茂った木々に囲まれた古民家その西側に鶏舎があるのだが不思議なことに鶏糞の嫌な匂いがしないのに又ビックリ。話を聞くと国産大豆麦、糠、などを醗酵させた餌を与えアンモニア成分を分解して匂いが少ないのだと言う、これならば周囲にも匂いの影響はなさそうだ。鶏の品種はボリスブラウンで寒さにも非常に強く-10℃でも平気だとは驚きだ。特徴は、葉物野菜を与えていてその色素で卵黄がレモンイエロー、臭みが少なくて生で食べてもらいたい、卵かけごはんが一番おすすめと言う。それから以前は外で放し飼いしていたが放射能問題でより安全を高めるために鶏舎中で飼って安心、安全の卵を皆さんに届けているそうです。相沢センター長

カトルセゾンの味を守る女性達「プラザの洋食」

ホテルの創業以来厨房に何人かの女性が入社したが結婚やその他の事情で長く勤める事は女性に取っては意外と大きな壁だ。本当に料理が好きな人だけが残ることが出来るのかもしれない、そんなカトルセゾンに料理長はじめ女性3人と男性一人の料理人が腕を振るっている。女性ならではの細やかな盛り付けや、味付けがお客様から多くの評価を頂いている。料理長の千田知美は料理を作るには勿論知識も必要だがチームワークを凄く大事にしたいと常に言って実行している。渡邊杏奈は真面目で貪欲に料理を覚えようと日々奮闘パスターが得意と少しハジカミながら話してくれた、大崎恵美は只今修行中の身朝早く出勤し下準備黙々こなしている、そして千田芳裕は料理長の補佐をしながら男として睨みをきかせとてもバランスのとれたレストラン厨房である。

アグリコーポ小田代「江刺田原」

朝新聞を読もうとした瞬間、鮮やかな緑と朱色が目の前に飛び込んできた。
それはホオズキでした。取るものもとらず車に乗って田原の小田代は何回か行った所行けば分かると思っていたが行き当たらず、困り果てホテルニュー江刺の支配人に聞いたところ良く知っている人だと言う、有難い。是非紹介してほしいとお願いし、当日に早速「農事組合法人アグリコーポ小田代・新田組合長」を訪問してホオズキ畑を見せてもらった。 いや~これは見事だ。
広大な畑に約5000本のホオズキ、素晴らしい、良い時に来た。
明日はホオズキ祭りなのでこの景色は今日だけと言う、ラッキーである。料理の器や飾りにはこの時期には欠かせないホオズキ、プラザイン水沢とホテルニュー江刺用として300本程購入した。

有限会社マルマタ「気仙沼魚市場」

東日本大地震後、何度か気仙沼の魚市場の状況等を斉吉商店の社長と連絡を取っていた。7月に入りそろそろ魚市場に行きたいと思い、久しぶりに気仙沼に行って来た。斉吉商店社長が魚市場で鮮魚仲買人をしている信頼できる人を紹介したいと「有限会社マルマタ」社長小野寺文昭さんと奥さんの澄江さんを紹介して頂く。小野寺さんは気仙沼の魚の仲買人として三代目、魚見続け26年、主に大物担当そして奥さんの澄江さんは小魚担当と我々にとって仕入れするには最適の人を紹介して頂いた。安くて新鮮な魚を購入しお客様へ、そして我々料理人には新たなチャレンジの道が又一つ出来ました。何人かの料理人と一緒に毎週朝6時にこの気仙沼の魚市場に来ます。

鶏卵 [大和久農園]

先日大和久彰さんの所にお邪魔してきた。実は、米里の産直で美味しいと言う卵を購入して試食してみたら、黄身が白くて旨味とコクがある卵にビックリ、行って直接話を聞きたかったからである。なんとか、つてを辿り約束を得た。当日お宅にお邪魔すると、大きな犬、2頭に吠えられビックリその後我々に気付いて大和久夫妻が出て来てくれたのである。家の中に案内され奥さん御手製の味付け卵とシフォンケーキを頂いた。
やっぱり旨い、さっそくお話を聞くと「自分の食べる物は自分で作る」がポリシーのようで、餌は地元産にこだわり米、小麦、おからなどより安全性の高い物を与えていてそれで卵黄が白くなるそうである。安全プラス旨味とコクまさに一石二鳥。今現在は450羽で卵が一日300個位とれるとの事。レストランで使うことで即購入決定。それにしても大和久さんは凄いその他にも色々と取組んでいるのだがそれはいずれ又の機会に。 相沢センター長

食の匠 創作料理

7月13日夜江刺イーズで第八回の食の匠の会が開催された。江刺で開催するのは今回が始めてで、会長、菊地清子さん始め8名の方々で何度か打合せをして、今回は少し昨年とは違う得意の創作料理で皆様に楽しんで味わって頂く事に、前日から厨房に入り仕込み等入念にチェックし、本番臨んだ、さぁ~準備完了、全員そろって二階に上がりお迎えだ。皆さん少し緊張気味、全員会場に入り匠の会がスタート、食の匠の方々がステージに上がり挨拶と料理の説明をされた、先ほどの緊張などどこにも見えない、さすが皆さんお話上手で私も聞きほてれてしまった。その後、皆さん各テーブル歩き料理の説明していた。大変美味しいとお褒めの言葉があり良かったね。料理も食べ終わり、ここで全員そろって見送りだ、達成感があったのだろう満足した顔、顔でありました。ご苦労様でした。

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