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食の匠と伝統食リーダー「プラザイン水沢」

6月29日プラザイン水沢にて第2回の食の匠(ふるさとの味を楽しむ会)を開催しました。
夕方7時オープンと同時に我々と一緒にお客様のお迎えから始まります。100人のお客様が次々に入り会場も賑やかになって来ました。知り合いの方から友人達に笑顔でご挨拶、今回は食の匠の千田トシさんと伝統食リーダーの方々3人佐藤安正さん佐藤愛子さん鈴木明美さんがそれぞれ自分の得意な料理を召し上がって頂くのですから緊張していると思います。
当日はそれこそ皆さん9時頃から厨房に入り仕込み真剣な表情で料理を作っていました。今日を迎えるに当たって何度か会合を重ねそして試食会をして今日が本番ですから気合が入るはずです。
献立は「ごぼっ葉餅・じゃが餅・ササニシキと前沢牛の牛タンポ・玉葱と完熟トマトのサラダ」等11品を楽しんで頂いた。お帰り際には皆さんとても美味しかったとお褒めのお言葉を頂いた。大成功です

三協蒟蒻店「大東町摺沢」

今日は一関市大東町摺沢で蒟蒻を製造販売している三協蒟蒻店さん行って来た。江刺から車で40分もあれば余裕で着くだろうと思っていたが意外に時間がかかり待ち合わせ時間より少々遅れてしまった。前に蒟蒻作りを広瀬の野村さんに教えて頂いた事があるので今日はとても興味があります。
三協蒟蒻店に着くなり即、社長の清水光明さんに色々お話を伺って来た。
この辺りは昔から蒟蒻芋の栽培が行われていて三協さんが蒟蒻店を始めたのは先代から合わせて50年近くになるそうですが、蒟蒻芋は収穫するまで3~5年位かかり、地物で取れる量も限られ、あまり沢山は作れないが。美味しいとの評判で多方面でファンが多いとも言っていた。長年生蒟蒻を使って製造してきた清水さんでも、大きさの違いやそれぞれの粘りぐあいいの違いで毎回均一な商品は出来ないと言うことでした。
帰りに「刺身こんにゃく、桑の葉入りこんにゃく、」等数種類を試食用として頂いて来た、全て美味しいが特に「桑の葉入りこんにゃく」に私は惚れ込んだ。

臨時食堂「ホテルニュー江刺」

6月18日~19日にかけてJA江刺本所前特設会場にてオールいわて農業機械フェアーが開催された。二日間で2千人以上お客様が集まる大イベントである。
会場には農機具の展示は勿論、歌謡ショー、食堂、産地直売、軽トラックの屋台から盛り沢山である。
ニュー江刺では大きなテントを張り100近くの席を作り生ビールから「日本蕎麦・ラーメン・豚丼・カレーライス」を販売、その中で豚丼とラーメンが事の他売れていました。
ホテルスタッフは全員笑顔で大きな声を出し売り込んでいる「いらっしゃいませ」ハイ「ラーメン一丁」お待たせいたしました。元気があっていいね~

カウベル「金ヶ崎町西根」

金ヶ崎町の農林課の方から紹介され、金ヶ崎でチーズを作っている人がいると聞き金ヶ崎西根に昨年春からオープンしたカウベルさんにおじゃましてきた。
 広大な牧草地帯そこに北欧のおもむきのある建物、玄関先には店の名前にもなっている大きなカウベルが、中に入ると店主の渡辺さんが私達を出迎えてくれた。さっそくお話を聞く事に、チーズのノウハウは本場オランダに単身渡米し勉強して来たそうです。種類はゴーダチーズ、モッツラレラ、それからストリングチーズなどでもちろん自家製で無添加それを一人で作っているそうです。スゴイの一言!!渡辺さんが試食のチーズを持ってきてくれた。
まずはモッツラレラを一口、見た目はいつも食べている物と変わらないが、食べてビックリ食感と旨味が違う、聞くところによると開店と同時に売れ切れてしまうとか、納得の味!!次にゴーダチーズ、食べると口一杯に広がるコクと風味で、熟成は3~4ヶ月なるほど手間を惜しまず仕込んだ結果、味は正直ですね。
更に自家製ジェラートまで、これは素晴らしいプラザで使いたい一品に追加

濁酒・ほたるの宿「奥州市胆沢区」

ホテルに昔懐かしい濁酒が持ち込まれた。上野料理長がその濁酒で作ったアイスクリームと濁酒を持って来た「どぶろく」か、懐かしい~そこで胆沢を通る農免道路近くに平成17年に田畑のど真ん中に農家レストラン「ほたるの宿」開業した、ほたるの宿の店主である佐藤カヨ子さんに会いに行って来た。
濁酒は三年前から作り出し甘口と辛口の二種類、甘口は12度、辛口は15~6度あると言っていた米は胆沢町の「ひとめぼれ」を使用お客様の評判も様々ですが濃厚な味で美味いと評判である、店は100人程席数がありとてもゆったり空間のあるレストランである。
食事をしながら景色を眺め美味しい食事とこの濁り酒を飲んだら疲れも取れそうです。
俺もいつかこんな店を持ちたいな~

オオナルコユリ・黒蕨「西和賀」

先日待ちに待った西和賀産の幻のオオナルコユリ「山アスパラ」と黒蕨がキッチンセンターに届いた。オオナルコユリは7~10日間しか食べる事が出来ない幻の山アスパラで初めて食べた時の印象はこれまで食べて事の無い味にビックリした。本当に驚きの味です。
そして黒蕨は太くトロミと味が濃くこれも今まで食べた蕨で最高の味です。見てこの太さ、これからプラザグループの各レストラン宴会にて出て来ると思いますのでお楽しみ下さい。

うんちくを語る会「ホテルニュー江刺」

今年はなかなか開催できなかった「うんちくを語る会」田植えの終わった後と思い、5月の後半ホテルニュー江刺にて何とか開催出来ました。
繁忙期という中御出席していただき本当に有難う御座います。
お一人ずつマイクを持ちふだんなかなか聞く事が出来ないお話しなどを思い切り、うんちくを語っていただいたが、その食材に対する思いやこだわりがビンビンこちらに伝わって来た。我々料理人もその想いを舌と腕で食材の良さを壊すことなく皿に表現して行こうと改めて感じさせて頂いた。

岩手銘醸株式会社「奥州市前沢区」

奥州市前沢、老舗の造り酒屋「岩手銘醸株式会社」に行き6代目社長の及川順彦さんにお会いして色々お話しを伺って来た。
代表する清酒は岩手誉、私も宴会には必ずと言って良いほど岩手誉の冷酒を頂いています。
そんな岩手銘醸さんで仕込みから仕上げまでお話しを伺い、6代ともなると時代と共に試行錯誤しながら荒波を乗切り今では奥州唯一の造り酒屋である。
戦前はこの胆江地区に12もの造り酒屋があったとも言っていた。
酒米も地場産にこだわり亀の尾を金ヶ崎の農家に五町歩委託栽培しているらしい。
そして、今度は地元で昔はよく作付けされていた「トヨニシキ」に挑戦するようである。米の収穫と共に酒造りが始まり正月も休み無しだからこの美味しい酒が出来ると思うと舌でゆっくり味わい至福のひと時を感じたい。

放牧豚 「藤沢町館ヶ森アーク牧場」

次に案内して頂いたのは、このあたりでは珍しい放牧豚です、でも広い放牧地には豚がいない、この雨と風を嫌がり豚舎に入ったまま出ていないそうなんです。
でも岩渕さんが、オ~ィ出てコ~ィと呼ぶと、中からちっちゃい目をした可愛らしくて人懐こそうな豚達がゾロゾロと現れました。その豚はバブコックスワインと言う品種でアメリカから直輸入しているとか、どおりで西洋のおとぎ話に出てくるような顔立ち、なっとく。
でも見かけによらず強健性に優れた肉はくせがなく柔らかくそれでいて、低コルステロール,体に優しそうである。ではさっそく試食を、え~今在庫が無い!!        
後でセンターに送って頂けるとの事、ホットしました。
広い大地を駆け回ってさぞかし身がしまっているに違いない楽しみ~。
では届くのを心待ちにしてセンターへと帰路に着く事に。

ネラ鶏 「藤沢町館ヶ森アーク牧場」

5月24日に岩手の藤沢町ある館ヶ森アーク牧場に行ってきた。
今日はあいにくの雨です。
牧場の会長である橋本さんと常務の岩渕さんとお会いし色んなお話を伺って来た。
車で牧場を回って中を見させて頂く事に、初めに案内されたのは、
鶏舎だ、中にいたのは 黒い羽でオランダ原産のネラという品種で9千羽飼育し、卵は有精卵との事。
部屋の中には、メスが20羽とオスは1羽の割合を保っているそうで、それによりストレスが無く健康的に育ち、さらに餌は自家配合で、自然のエサや炭エサ等も食べているそうです。あいにくの雨外で駆け回ることが出来ないがとても元気そうでした。
卵は1日3回産み、1m位の高さにある一つひとつに仕切られた小部屋で産卵、それを採取し それ以外の場所で産み落とされた場合は使わないと言う、なぜかと聞くと「誤って古いものを採取してしまうかもしれないから」と言った念の入れよう、すごい。
じゃ~まちに待ったお味見タイム!!
新鮮な生卵をいただく事に、オー 箸で黄身を持ち上げてもつぶれない、醤油をかけそのまま食べたが濃厚で大変美味しい卵でした。

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