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生米粉麺「こがね製麺」

米粉麺「奥州産ひとめぼれ」にこだわり今年の4月1日に遂に完成したと聞き、水沢のこがね製麺の三浦勝博社長に色んなお話を伺って来た。昭和22年に創業の株式会社こがね製麺はうどん、ラーメン、冷麺、卵麺そして3年前から生パスタの製造を手がけている。上野料理長から米粉麺を作って欲しいとの依頼があり。モチモチ感を出すのは成功したが歯に挟まる感じが残り試行錯誤しながらようやくモチモチ感と歯ごたえの良いそして米粉の風味抜群の米粉麺が完成し上野料理長に納得していただける米粉麺が出来たと言っていた。そんな米粉麺を「カルボナーラとぺペロンチーノ」仕立とザル蕎麦風そして冷麺仕立て等試食して見たが素晴らしい出来栄えである。今年の夏は米粉麺で勝負か?

山わさび「西和賀町穴明」

桜が咲いたと思ったら突然雪が降ったり又暖かい日になったりと今年は本当に異常な年である。
農家を回っていると今年はどんな年になるかとても不安げにお話しをされている方が多いと感じた。農家の皆さん頑張って下さい。今日は天然の山わさびを少しずつ増やして、かれこれ3年~4年になり今年か来年には販売をと思っている西和賀の熊谷富夫さんの所に行って来た。
山わさび畑の近辺はまだ雪が残っていて川は雪解けの水が加わり音を立て流れている。
山わさびは4年~5年の歳月をかけようやく30?の大きさになるらしい林の中は湿った土壌と日光が当たらない環境が絶対条件と言っていた。
熊谷さんは雪解け水が流れる所でわさびを洗い食べさせて頂いた。甘く辛い何とも言えない素晴らしい味である。是非来年この山わさびでお料理を出して見たい絶品である。

岩魚の養殖「衣川上大森」

先日衣川で岩魚を養殖している人がいると聞きJA岩手ふるさとの菅原さんの紹介で衣川の岩魚の養殖場に行って来た。
経営しているのは佐藤教幸さん、当日は林業の仕事をしている為会えませんでしたが岩魚養殖場は見ることが出来た。
思っていた以上に大きくなんと20万匹もいると言っていた。
あの幻の岩魚と言われる位、いま余り天然で見ることが少なくなって来た魚だ。
子供の頃は良く近くの川に行き魚取りをしたものだが、魚と言えば何と言っても岩魚とカジカだ、子供の頃は夢中になり川に潜りヤスで突き秋には山奥の小川で枯葉の下にいる岩魚を手ですくい取ったものだ。今こうして岩魚の養殖場を見ているとそんな懐かしい幼い頃の事を思い出してくる。帰りに冷凍した岩魚を頂いてきた。

「レトルト食品販売開始」コマーシャル

昨年からプラザグループのキッチンセンターでレトルト食品を売り出そうと思い様々なレトルト食品を試作し試食を重ねて来た。
先月から盛岡駅の「ジャスター」ホテルニュー江刺とプラザイン水沢の各レストランフロントで販売している。「炊込御飯の素」に始まり「奥州胆沢の地養豚・ポーク丼の具」「奥州前沢・黒毛和牛ビーフカレー」「北上相去・白ゆりポーク・豚角煮」「西和賀・みずのこぶ芥子漬」等専門の業者が作成したレトルト食品ではありません。我がキッチンセンターの料理担当は45年以上厨房で働いた、つわもの達です。自慢のレトルト食品を是非食べて見て下さい。

大船渡魚市場

今年雪が無くなってから是非大船渡魚市場に行こうと思っていて、そろそろ、その時が来たと思い「きのこのSATO」電話した。「いいよ」と気持ちの良い返事が来た。ヨシ行こうと思い、朝4時半に水沢を出発、6時頃大船渡の盛駅前に待ち合わせをした間もなく佐藤さんと大船渡振興局の遠藤敬さんが来た。簡単な挨拶をし即魚市場を案内して頂いた。
平目、鱈、相並女、蛸、帆立、鰈、保夜等が並んでいる。セリが始まるとその魚が入った篭の前でセリを始めている。お~魚市場事でセリの仕方が違うんだ。
違う所で定位網の魚が入ったと聞いて行って見た。今日は殆んど鱒のみだったが今が旬の鱒だけあってセリの気合いが違う。今はまだ定置網の船が少ないらしい4月か5月頃には沢山の船が出るらしいので再度5月頃またこの大船渡魚市場に来て。鮮度の良い魚を購入したいと思っている。

アスパラ「八幡平下平笠」

八幡平下平笠でアスパラを生産している伊藤さんに会いに行って来た。
初めてお会いしたが、随分前から知り合いのようなそんな親しみ安い感じの人でした。
ハウス内を見ると、そろそろ終盤にも関わらず針の山のように何千本もアスパラが見える。
「凄いな~」お話しを聞くと夏は畑で沢山の養分を吸収させ秋にハウスに移す、ベット(床)に植え替えをする、12月~2月頃までが収穫時期、肥料も農薬もこの時期は一切使用
せず温度管理でだけと言っていた。八幡平は素晴らしい食材の宝庫であると思った。

ジャンボ椎茸「八幡平」

道の駅「にしね」の産地直売で素晴らしい肉厚で大きな原木椎茸を販売しているのを見てこれはいいね~、肉の横沢専務の案内でこのジャンボ椎茸を栽培している吉川忠さんの所に行って来た。
午後尋ねると、人を気配がなくしハウスの周りをウロウロしていら、別小屋から黒い影、最初は誰が来たかと警戒していた様子でしたが、それもじきにとけ穏やかな表情に・・・。自己紹介も終わり、早速ハウスの中を見せて頂く事に、中に入って見るとジャンボ椎茸が整列して私を歓迎しているかのように思えた。それも全て原木での栽培である。二つ合わせると肉厚なのでソフトボール位の大きさになる。ここまで育てるには、寒さと温かさのバランスが必要と言っていた。
温かさだけでは足高(いしづき長さ)の椎茸になってしまう、水も全体ではなく欲しがっているところに与える。常に原木と会話しながら与えている、さすがプロは違うと感じた。

彩花園「八幡平大更」

八幡平の大更にある、いちご園の彩花園を尋ねて見た。
我々を出迎えてくれたのは、伊藤優香子さん。挨拶も早々にし、ハウスに直行した。
中に入ると約2万株の苺が大迫力で攻め寄せて来るようなとても大きなハウスで圧巻だ。
品種は3種類で、とちおとめ、べにほっぺ、そして今回初めてお目にかかる「さがほのか」と言う品種でほのかな甘味があって優しい酸味が特徴で人気があると言っていた。
ミツバチを放して受粉はもとより、収穫率を高める為に夜間は電気の明かりを使い苺の活性を促している事等様々な工夫をしていた。
伊藤さんにどうぞ食べて下さいと言われたので待っていました。イチゴはみなそれぞれの味を主張してとても素晴らしい。

天然クレソン「八幡平、平笠」

昨年に天然のクレソンを食べた時はその味に脱帽し、クレソンの辛味は絶品で昨年何度か使用させて頂いた食材だ。
いつか行って見ようと思っていた所だ。今日はそのチャンスに恵まれ八幡平の平笠に来ている。案内されるままに生産者である伊藤敬司さんの軽トラックに乗り天然クレソンの自生している場所まで行って来た。
湧き水がこうこうと流れる一反くらいの細長い湿地帯に天然のクレソンが所狭しと、群生しているのだ。おもに奥さんが担当で伊藤さんにはクレソンを摘ませないらしい、摘み方を間違えるクレソンが無くなるとも言っていた。
今までハウスをかけたり様々な事を思考錯誤しながら何年も経過したがこの状態がクレソンには一番良い環境なそうだ。収穫時この寒い中大変でしょうと言ったら、全然2~3時間はなんとも無い「とても楽しいです」頼もしい奥さんでした。

杜仲茶ポーク「八幡平」

今日は肉の横沢の専務「橋場操」さんに八幡平の畜産から野菜まで様々な食材を案内して頂いた。
最初に伺ったのは岩手山のふもとにあるコマクサファーム。
会社から真っ白な岩手富士(岩手山)見え、迫ってくるかの様な迫力だ。
自然豊かでこの広大この土地で肥育されている豚は環境に恵まれていると感じた。
コマクサファームの常務である遠藤勝哉さんに色んなお話を伺って来た。
先ず、最初に生後21日~86日間豚の成長段階を過ごす離乳農場に行って来た。
ここは8.000頭の子豚がいる。次の段階は別の豚舎で86日~180日肥育し2ヶ月間は杜仲茶を粉末にし餌に混ぜ食べさせる。これが杜仲茶ポークと命名された由来だ。
杜仲茶を食べさせる事により独特の臭みの無い、柔らかい美味しい肉質になると言っていた。畜産と言えば岩手と言われる位岩手の畜産は、今熱い。

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