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キクラゲ「陸前高田」

相沢センター長の取材です。9月24日にキクラゲの生産者でもある陸前高田「きのこSATO」の佐藤博文さんの所に行って来ました。実は今回お邪魔したのは、キクラゲの他にまだ美味しいキノコを栽培しているとの事なのです。現地に着き挨拶そこそこにハウスの中を見せてもらう事に、そこに見えてきたのは薄灰色のかさ、それに太い軸、なんとそのキノコは、ハタケシメジでした。早速、佐藤さんのお話を聞くことに、3年前ハタケシメジのハウス栽培を始めたのは佐藤さん最初との事、それに菌生に保水性のある土を使用するのも特徴のひとつ、この土を使うと香りが良いそうです。初めて聞くことばかり、それに最大の特徴は、歯ざわり良く味も香りも松茸に匹敵するとの事、少し分けてもらい食べて見た。歯ざわりと風味そして味最高です。

江刺金札米「原体ファーム」

今回はホテルニュー江刺の佐藤道明総料理長が江刺金札米を見に原体に行ってきました。
佐藤総料理長の取材日誌
9月17日 稲も黄金色になり始め、梅雨明け宣言もない夏だった為、今年の出来が気になり、特別栽培米を生産している 原体ファームの組合長 及川烈さんの話をお聞きした。
特別栽培米とは農薬や科学肥料を減少し、田んぼや川を汚さず、米の収穫量を求めるのではなく、米の味を重視して作る栽培方法だそうです。収穫量は3割減、それゆえにこの栽培方法を用いる生産者は江刺区以外では数少ないそうである。
こだわった栽培方法だからこそ『江刺金札米』のブランドが成り立つのだそうだ。
幸い今年の出来は、大丈夫ではないかとの事、収穫は今月末から始まるそうです。
今年も原体ファームで収穫した『こだわりの江刺金札米』をホテルニュー江刺で使用したいと思う。

第13回うんちくを語る会

9月16日に40数名の方が出席された。今回は北上和賀の「せいぶ農産」社長八重樫一孝さんと「きのこSATO」社長佐藤博文さんに講演をして頂いた。
佐藤社長のお話
元々設計事務所だったが景気の悪化でリストラはしないと心に決め椎茸栽培を始めた。
順調に行ったかに見えたが、猛暑で椎茸が全滅、その時たまたま試験栽培していた木耳がハウスの片隅で立派に育っていた。恵みのチャンス、試行錯誤の末、大きく肉厚でコラーゲン一杯の現在の木耳が完成した。
八重樫社長のお話
北上和賀にせいぶ農産の会社を設立、会社を経営する事になって思う、経営者になって先ず人がいない、そしてお金、使用と、管理からか会計にいたるまで無いもの尽くし色んな方の経営の本を読み漁り自分と比べた。
簡単に儲かる商売は無いという事と、頼れるのはこの丈夫な体と頭、食を通じて物つくり人つくりの会社を目指して行きたい。

江刺リンゴ「江刺区愛宕」

江刺のリンゴ生産者、高野卓郎さんが全く新しい品種のリンゴを作ったと聞き久しぶりに会いに行き色々とお話しを伺って来た。
色んな品種は出来るが、これはと言う美味しいリンゴを作れる確立は10.000本に1本と、とても低く時間と労力が係る、種まきをしてリンゴが収穫できるまで7年、味を確かめてから更に7年まさに博打である。
何と販売まで14~5年の歳月がかかる大変な作業である。今回は長年の夢でもあった江刺生まれで江刺だけしか作れないリンゴが出来た事に大変満足している様子だった。全く新しい品種が6種類「ゴールドロマン・紅ロマン・藤原ロマン」夢と希望を持ってロマンと名づけ商標登録、そして特許を取得、東京の太田市場にも行き現地でのリンゴのアンケートを見させて頂いた。
とても美味しいと最高の評価を頂いていた。
紅ロマンとゴールドロマンを食べさせて頂いた。口に運ぶ途中、気品のある風味がなんとも言えない、そしてこのリンゴの甘さに脱帽です。

ヨーグルト「岩泉乳業」

岩手の下閉伊郡岩泉町にある岩泉乳業にお邪魔して来ました。
水沢から車で岩泉まで片道3時間の道のりですが、とても美味しいヨーグルトを我がホテルのレストランで食べてからどうしても岩泉に来たかった。
岩泉乳業で出迎えてくれたのは代表取締役の山下欽也さん。
早速工場内を案内して頂いたが、中は表から全く想像もつかぬほどの近代的で広々した清潔感漂う施設でした。なんと操業時間の3/2は掃除と殺菌だそうです。
どこを見渡しても綺麗で環境整備がしっかりしているなと感じた。
山下さんは元JA、の酪農していただけあって岩泉の牛乳には絶対の自信がある、年間を通しこの岩泉の牛乳を使用タンパク質やカルシューム分が損なわれない殺菌方法を採用、低温で18時間かけ醗酵させることにより牛乳の味を残し酸味と喉越しを調整し、ようやく今の味にたどり着いたらしい苦労し作ったものがこうしてお客様に喜ばれて本当に嬉しいと言っていた。これから我がプラザグループにこのヨーグルトが食べれます。

クッキングトマト「一関市川崎」

7月にかさい農産を訪問した際に珍しいクッキングトマトを栽培していると聞いていたので、クッキングトマトって一体どんなトマト?はたしてどんな味がするものか大変興味があり、先日一関のかさい農産の圃場に行って来た。
社長のご子息でもある葛西亮介さんにお話を聞いて来た。
クッキングトマトは加熱用トマトらしく野菜ソムリエの仲間内で大変評判が良く是非作って欲しいと相談されていたので今年初めて栽培にしたとも言っていた。そんなトマトを先ず食べてみた。加熱用なので皮は少し硬いが食べている内にトマトがモチモチする。変った食感だ。味はイタリアントマトかな、加熱すると又別な味がすると行っていたので我が厨房に行って食べてみる事にした。

辛味大根「江刺広瀬」

昨年からお願いをしていた辛味大根を見に江刺産丹波の黒豆の生産者、野村博久さん宅に行って来た。
野村さんの辛味大根は小さく太く辛く甘い、夏のザル蕎麦には欠かせない食材、辛味大根を見させて頂いた。大根がひび割れしているのがあった。この梅雨が長いのと日照不足が原因らしい。
今年の岩手は春先に雨があまり降らず水不足、その為畑を耕すのが大変だったらしく、気候の変化を凄く感じると言っていた。今年は栗の花が遅く山百合も7月の初めに花を咲かせるが8月まで咲いていると言っていた。
農家は天候との戦いで本当に大変だなとつくづく感じた。大切に使います。

食育ランチ「プラザイン水沢」

7月15日プラザイン水沢で食育ランチを開催、今回でグループとしては4回目なので少し内容を変え、よりお客さんに食材を分かって頂く為に、生産者がお話しを始めると同時に小皿にこだわりの食材をそのまま食べて頂いた。
トップバッターは金ヶ崎の水茄子の生産者で千葉知彰さん、一関川崎の生産者「かさい農産」の葛西信昭さん、陸前高田で木耳の生産者、「きのこのSATO」佐藤博文さんの順でそれぞれこだわった食材のお話しをして頂いた。
生で水茄子を食べた食感は、水みずしくフルーツを食べているみたい、モロヘイヤの美味さが蕎麦汁と合い凄く美味しい。キクラゲを生で食べたのは初めて、肉厚で食感が良く何処で購入出来ますか?など食材の評価は素晴らしいものだった。
最後に振興局の佐藤明子さんに食育のミニ講話して頂いた。
レストランが安心安全の食材の使い、そして生産者が消費者に直接お話しが出来、消費者が安全で美味しい料理をレストランに食べに来る。そうなる事で地域全体の活性化になってくれれば大変素晴らしいと言っていた。

定置網「気仙沼唐桑町」

今日は待ちに待った定置網に乗船だ。
午前1時に自宅を出発、気仙沼に3時待ち合わせそれから唐桑まで車で移動4時前に鮪立漁港に着く、八幡水産さんの定置網漁船に乗る前に社長さん初め皆さんに挨拶をして4時ピッタリに救命胴衣を着けて出航、夜明けの海を漁船が波をかき分け進んで行く。私と斉吉商店の専務と社長は舳先にいて、波を楽しんでいた。斉藤社長は専務に大丈夫か?「大丈夫」です。と言いながらその内
船酔いになっていくのだが、30分前後で定置網の魚場に着いた。
八幡水産のこの時期の定置網は鰯だ。漁船2艘で囲みながら網を上げて行く2艘の舟が近づき網の中に鰯そして秋刀魚、河豚、ドンコ、等が見えて来た。
鰯は細い網を潜り抜け海の中の生け簀に入れていく。チーム力が抜群でスムーズな作業で進んでいく。そんな八幡水産は江戸時代から定置網を続けていると言う大変古い水産会社と聞いている。
気仙沼の日本一鰹の水揚げは、定置網の鰯漁があるからとも言っていた。八幡水産の村上純一社長初め皆さんに大変お世話になり有難う御座いました。
これからも定置網漁を頑張って下さい。

水茄子「胆沢郡金ヶ崎町」

水茄子美味い季節になって来た。今日急きょ水茄子が必要になり相沢センター長に金ヶ崎の水茄子の生産者、千葉知彰さんの水茄子を見に行ってもらった。
ここから相沢和広センター長取材内容です。
金ヶ崎の水茄子生産者の千葉さんの所にお邪魔して今の状況を伺って来ました。
水茄子は、ハウス栽培で天候にはあまり左右されないが温度管理と水には十分に気を配りしている様子でした。今年から潅水点滴チューブと言うものを始めた事、これにしてから変化がわかり改良しやすくなったそうです。
水茄子を始めてから6年目だそうですがまだまだ理想としている物に達していないと言っていた。又日によっても味など違うそうです。その場で1本味見させて頂きましたが、皮の柔らかさ、水茄子の命である水分も全くエグミも無くスッキリした味と甘味等申し分無いと思うのですが、その探求心には頭が下がります。

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