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今日は3月11日、東日本大震災からまもなく14年…

東日本大震災から、まもなく14年が経とうとしています。
プラザイン水沢では、地元企業である株式会社水沢農薬佐藤社長様から震災の日に飾って欲しいとお預かりしている、藤城清治さんの「陸に上がった共徳丸」の絵を、今年もフロント脇に飾らせて頂いております。

藤城清治さんとは?
日本の影絵作家さんです。
「小人は人生のパートナー」「誰の心にも小人が住んでいる」という世界観が魅力的な作家さんで、作品の中には小人が多数登場します。
「光と影の詩人」と称され、国内外に多くのファンを持ち、数々の賞も受賞しています。


この絵の舞台は、私たちも馴染みが深い、東日本大震災の被災地「気仙沼」です。
題材になっているのは、大震災の津波によって800メートルも陸に押し流された第18共徳丸。
藤城さんが、実際に気仙沼に行ってスケッチをして描かれたものだそうです。
あれから11年が経ち、少しずつ復興は進み、街並みも綺麗に整備されてきました。
それと同時に震災を知らない子供たちも増えてきています。
震災を経験した私たちに出来ること…
それはあの震災を忘れずに、しっかり伝えて行くことだと思います。
今日は少しだけ。
ほんの少しだけでいいので、あの日の事を思い出して、14:46にご一緒に黙祷を捧げましょう。