まもなく11年…
東日本大震災から、まもなく11年が経とうとしています。
プラザイン水沢では、今年も藤城清治さんの「陸に上がった共徳丸」の絵をフロント脇に飾らせて頂いております。
藤城清治さんとは?
日本の影絵作家さんです。
「小人は人生のパートナー」「誰の心にも小人が住んでいる」という世界観が魅力的な作家さんで、作品の中には小人が多数登場します。
「光と影の詩人」と称され、国内外に多くのファンを持ち、数々の賞も受賞しています。
この絵の舞台は、私たちも馴染みが深い、東日本大震災の被災地「気仙沼」です。
題材になっているのは、大震災の津波によって800メートルも陸に押し流された第18共徳丸。
藤城さんが、実際に気仙沼に行ってスケッチをして描かれたものだそうです。
あれから11年が経ち、少しずつ復興は進み、街並みも綺麗に整備されてきました。
それと同時に震災を知らない子供たちも増えてきています。
震災を経験した私たちに出来ること…
それはあの震災を忘れずに、しっかり伝えて行くことだと思います。
今日は少しだけ。
ほんの少しだけでいいので、あの日の事を思い出して、14:46には黙祷を捧げましょう。